2024/01/06 良いプロダクト作ることに集中 / 利他 / ノウハウの横展開 #17

kadoppe
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墓参りをしてから京都を一日旅行した一日。車でいろんなところを巡って、美味しいものも食べて楽しかった。

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会社のなかで組織論や人事制度、その他社内の取り組みなどにこだわる必要があるときはもちろんあるし、それを主な役割として担うべき人もいるんだけど、会社にとってはそれらは目的ではなくて手段であることに常に気をつけないといけないなーと思った。良いプロダクトを作り、ユーザーや社会に貢献し、事業者を成長させ、会社のミッション実現に向けて進んでいくことに何よりも集中したい。自分個人の実体験やいろいろ話を聞いたり、SNSを眺めていると、会社の中の内向きのことに意識や行動が向いてしまって、本来向き合うべき会社の外のことにあまり集中できてないケースって珍しくない。自分も気づいたらそうなりかけてた時もあったと思うので、無意識にそうなってしまう重力みたいなものがあるのかも知らない。気を抜いてはいけない。特に自分が身を置いている、初期のスタートアップならなおさら気をつけないといけない。この規模の会社で外をみずに中だけをみてたらおしまいだ。ちょうどがっつりプロダクト開発する期間が始まったところでもあるので、ほんとうに気をつけて良いプロダクトを作って、それによってユーザーの課題を解決することにしっかり集中するぞ。

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鈴虫寺に行ったときに「利他」に関する話を聞いた。他の人のためになることをすること。でもそれで終わり。その後に見返りがあるかどうかは関係ない。ただ、他の人のためになることをする、それだけ。自分は少し、他の人からの見返りを求めてしまう傾向があると思う。自分が○○したんだから、相手にも何かして欲しいなーと思ってしまうことが多い。人間なのでそれ自体は仕方ないけど、相手が何もしてくれなかったからもう今後何もしてあげない!ってなっちゃうのは良くないとのこと。利他的な行動が身の回りや世の中に溢れることで、とても良い世界にかなり近づくことができる。ちょっと違うけどペイフォワードという映画が自分は好き。他の人のためになることをたくさんできるといいなと思った。

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弁護士の人がリーダブルコードという有名な書籍を読んで、プログラミング言語と契約書で使われる契約言語の類似点と相違点を整理して言語化してる記事がとても面白かった。

ある分野でのノウハウやベストプラクティスを、他の異なる分野にも横展開したり、少しカスタマイズして適用することができている良い事例。具体的な事実をそのまま解釈するのではなく、何段階か抽象化した上で認識、理解できていないとこういうことはできない。これもメタ認知っていうのかな。読んだ記事はあくまでも一例だけど、こういうノウハウやベストプラクティスを他の分野に横展開できること、他にもたくさんあると思う。そういうところに新しいビジネスのヒントや種があると思うので、自分も意識して探していきたい。そのためには物事を抽象的な状態で理解して、その知識をそのままの抽象度で扱える能力が必要。そういう能力、自分にも多少はあると思うのでやってくぞー。面白いことやりたい。

@kadoppe
Software Engineer / CTO at WE UP Inc. at Tokyo, Japan. Website: kadoppe.com