2023/01/05 帰省と旅行 / 責任感の発揮場所 / なんでもできるし、なんにもできない #16

kadoppe
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年始の少し遅めの帰省をした。明日は京都をすこし旅して東京に戻る。帰省のような、よく知ってる場所にでかけることでさえも、かなり気分転換とリフレッシュになる。いろいろ会話しながら移動しているのも楽しい。明日一日は精一杯羽を伸ばして旅行を楽しもう。そして、今年はまた近いうちにいろんなところを旅したり、キャンプにいったりできるといいな。旅行っていいな。

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責任感が強いところが自分のいいところだと、以前何人かの方に言っていただいたことがある。でも本当にそうなのかな?と思ったりもする。責任感をどこで発揮しているのかは大事なポイント。目の前のタスクに対してなのか、チームの目標に対してなのか、プロダクトの価値に対してなのか、会社のミッションや経営に対してなのか、どういう領域・レイヤーに対して責任感を発揮できているかで話が変わってくる。責任を持つべき領域がどこなのかは、自分が身を置いている環境や、自分の役割次第で変わる。責任をもつ対象を間違えた状態で強い責任感を発揮してもなんだかなーとなる。

責任感を発揮することにこだわりすぎて、手段が目的化してしまうこともある。何か問題が起きてしまったとして、そこに責任を感じて、なんとかその問題を解消しようとする。でも、なんのためにその問題を解消するのか、他にやるべき優先度が高いことはなかったのか、解消してしまうことでなにか困ったことがおきてしまわないか、などをあまり考えずに、問題を解消すること自体が目的になっちゃうことがよくある。昔はそれで同僚や上司と意見がずれて、少しぶつかったりもした。責任感が強いことはいいことかもしれないけど、どこでどのように責任感を発揮するかをこだわることで、それはもっとずっといいことになるはず。

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自分のプロフィールを充実させようとおもって、まずは最初の一歩としてYOUTRUSTのプロフィールを更新しようとした。「できること」欄に自分ができることやスキルセットを入力しはじめたときに、「あれ、自分って何ができるんだっけ?」としばらく手が止まってしまった。例えば、プログラミング言語。Golangは自分はできると言っていいんだろうか。経験年数で行ったら1年程度の期間しかまだ触ってない初心者。細かい言語仕様やノウハウについてはまだわかっていないことも多い。でも、Webアプリケーションでよくある簡単なロジックは普通にかけるし、手を動かすスピードもそこそこ出せる。これまでの他の言語経験やWebアプリケーション開発経験、もしくはCopilotなどのツールによって、特定言語の経験や知識不足を補完できてるんだと思うけど、それってその言語を「できること」に書いていいんだろうか、と少し悩んだ。

自分のように、できることの一つ一つの深さがあまりなくても、できることの幅がある程度広かったり、ある程度のレベルまではそこそこの速さに学習してできるようになる人は、「なんでもできる」とも言えるし、逆に「なんにもできない」とも言えるなぁとおもった。いやでも、「この領域に関することなら未経験でもそこそこ素早く学習してできるようになります」、ということを「できること」に書けばいいのか。難しく考えすぎか。

できることやスキルを「タグ」のように並べるようなプロフィールの構造・UIは、いつもこのように悩んでしまうので、あまり得意じゃない。なんかそういう人にもいいフォーマットってないのかなって思ったりした。

@kadoppe
Software Engineer / CTO at WE UP Inc. at Tokyo, Japan. Website: kadoppe.com