2024年の幕開け
2024年1月1日は、一粒万倍日と天赦日が重なった吉日で、それでなくても元日で年明けのお祝いムードが漂う日だった。
そんなお祝いムードが一変。大変な1日となった。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様が1日も早く日常生活を取り戻せるようお祈りいたします。
スピリチュアル視点から今回の事象をどう捉えるか。自分の中に浮かんだものをメモを残しておきたいと思う。
2020年ごろから始まった風の時代への移行が2024年には本格的になると言われて久しい。さらに今回は水星の逆行が1/2の正午に順行に戻る直前のタイミングでもあった。
時代の変化の過程でさまざまな混乱、衝突が起きることは想像しやすい。風の時代への移行は、今までの生活を維持したい意志と新しい時代へいきたい意志のぶつかり合いだからだ。
さらに水星の逆行が終わるタイミングも重なり、今回の震災は誰にとってもインパクトが大きい出来事として表面化したんだろうなという印象がある。
気になるのは一粒万倍日。
これは何かを始めるのに非常に良い日と言われている。これは、始めたことが「一粒の種が万倍に実る」という意味だからだが、逆によくないことをしてしまうとそれが倍増していくのだろうか。
一粒万倍日や天赦日などは単なる日本の暦注であり、信じすぎるのはよくない。過剰に心配しすぎて身動きが取れなくなったり心身に影響が出てしまうのでは本末転倒であり、決してそのようになるべきではない。
だが、元日のこの日にここまで大きな出来事があり、さらに2日、3日と非日常な事件が起き続けていることを目の当たりにすると、これは何かメッセージであり、そのメッセージを受け取らなければならないと考える。
今回の震災で誰もが2011年の東北大震災を思い出したはずだ。その時の教訓を生かし行動できている人、教訓が活かせないままの人、さまざまな段階の人がいることが浮き彫りになった。
今回の事象に意味を見出すのであれば、人類に対し、過去の教訓を生かし生きているか、日々の生活を大切にしているか、もう一度改めて考えよ。というメッセージなのではないかろうか。
2024年の年初に改めて生きることに対して考える機会を与えられたと受け止め、後悔のないよう今年を全力で生き抜き満足のいく人生を送りたい。