あいかわらず金はない。家賃の滞納は2ヶ月めにはいった。毎日保証会社から電話が来るのを無視してくらしている。（よいこのみんなはちゃんと電話には出よう、払えない事情を話せばとりあえず毎日電話がかかってくるのを止めることはできる）
ひとまず今月の年金と低所得者向けの給付金で積み重なった滞納やら負債やらはきれいにできるといいな、と思っているが、金勘定をするのがこわいので計算はしていない。足りなかったらまたお金が入ったときに払う。それしかできない。
さすがにずっとこのままなのもまずいので、ぼちぼち家でできる仕事を探してやっている。最近やってるのは動画台本のライティング。これはお師匠がASMRの台本を書いてくれる人を探しているといってくれた仕事がきっかけで（納品したASMRの台本はなかなか評判がいい）、最近はYoutube向けの動画台本の仕事が探せばいろいろある。単価は一本1000〜2000円くらいが多い。
わりあい悪くない仕事だと思う。ただし、動画チャンネルが扱う題材を慎重に見極める必要はある。とにかく多いのは「海外の反応」というたてまえでやっている「日本称賛系動画」で、こんなもんネトウヨ御用達に決まっている。その次に多いのはスピリチュアル系で、こちらも遠慮したい。
結局今やっているのは日本史解説系チャンネルと宇宙解説系チャンネルの仕事で、まあソースがWikipediaだとしても調べたことを一般向けに噛み砕いて書くのは知的生産活動として悪くない。日本史解説のほうは、いまの大河絡みで平安時代の人を指定されているので、WEBには情報が少なく図書館で資料にあたることもある。これはとてもたのしい。もともと調べ物やその結果をまとめることが好きで大学も楽しくやっていたので、これでお金になるんなら天職だといってもいい（ただし、納期は短く単価は安い。生計を立てるには及ばない）
仕事の評判はすこぶるよく、ぜひとも継続的な依頼を、といわれている。さっそく5本まとめて前払いの直接契約を、ということで生まれて初めて請求書をつくった。5本で1万円の収入になる。月に何本書けるかわからないが、あのしみったれた日本酒和食店で必死に働いて月に3万円ちょっとだったのだから、無理なく1〜2万の収入が得られるなら出勤のできないわたしも浮かばれる。
占いの仕事はあまりかんばしくない。
最近動画台本のほうにかまけていてあまり広報・告知ができていないのも悪いとは思うが、先月から月に2回場所を借りて対面鑑定をやっていても全然自分で予約がとれない。これはSNSアカウントがいまいち育っていないのも悪いと思う。Instagramも頑張ろうとしていたけどここしばらくサボりっぱなしだ。せめて週刊占いだけでもまたやらなくては。
占いの仕事が「SNSアカウントを育てる」ところからはじまるとしたら、継続的な収入につながるのはもう数年は先の話になりそうだ。その間めしの種として動画台本の仕事をやるのは悪くないとは思うけど、それにかまけて占いのアカウントがおろそかになっては本末転倒なんだよな。
そもそもSNSアカウントを本気で運用するのは大変すぎる。あんなの企業の専任担当者がお金もらってやることだ。すぐに収入につながらないのに毎日がんばるのはきついよ。