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プレイログ:司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!

輝夜
·
公開:2026/8/9

プレイのきっかけ

恐らくはSteamのおススメで見かけてウィッシュリストに放り込んだと思われる。サマーセールで595円だった。お安い!

概要

Steamのストアページには

シングルプレイのシミュレーションゲーム。 あなたの任務は、魔導図書館に散らばった全3,072冊の本を、本来あるべき場所へ戻すこと。

とあるが、本当にこれだけ。本がぶわーっと床に散乱していて、1階と2階にある本棚に戻す。本棚はジャンルが定められていて、適当に本を押し込んでいくのではなく、本のタイトルからジャンルを類推して正しい本棚に仕舞う。本は1シリーズで複数巻あり(3冊・5冊・10冊のパターン)もちろん1から順に並べなければならない。ただ本棚内でのシリーズの場所は決まっていなくて、そのジャンルでありさえすれば冊数が合う棚に仕舞えば良い。

プレイログ

最初は、足元に落ちている本を適当に拾い、どの棚に仕舞うべきかジャンル一覧表を見て、ここかな~いやこっちかな~と悩みながら片付けていた。その項目のひとつに「弓術」とあり、このままでは埒が明かないから弓っぽい本を探すか、と考えてタイトルがそれらしい本を集め始めた。それを本棚に仕舞うと「……何か、緑の表紙ばっかだな……」と気付き、恐らく同ジャンルの本は同色でまとめてあるのだろうと推測した。そこから同じ色系統の表紙を探し出し、一か所にまとめて山積みしておき、そこから似たようなタイトルの本を取り出し~……と繰り返していくと、魔法が使えることに気付いた。最初はインサイト(持っている本と同じシリーズの本が発光する)が良さそうに見えたが、アッセンブル(持っている本と同じシリーズの本を引き寄せる)を習得したら一気に楽になった。ただ余りにも楽過ぎて、ある程度の範囲から本が飛んでくるのでは?と疑ったが、そんなことは無く全体から届くというすんごい魔法だった。

本棚ガイドという魔法もあり、これは今持っている本がどこの本棚に仕舞われるべきかを示してくれるものだが、何故か自分は「本棚の中に1冊でも仕舞われた本がある場合、その棚(行)を示してくれる」と曲解してしまい、本棚自体は分類表片手に自力で探していた。本来の効果は、クリア後某ハヤト氏のプレイ動画を見てから知った……。

1回目は6時間くらい、2回目は5時間くらいかかり、次に実績のひとつ「お前はクビだ!」に取り掛かった。これは「3072冊の本を全部適当に本棚に配置し、一行も完了せずに図書館を出る」、つまり手作業で1冊ずつ拾い本棚に収納していくというもの。本を拾うことは連打なので簡単だが、本棚に仕舞う時は少しクセがある為多少なりとも注意が必要になる。これで大体3時間弱。そしてこの後、最大の難関実績「魔法不要論者」に取り掛かった。「一切の魔法を使わずにゲームをクリア」、つまり先述の「アッセンブル」や「本棚ガイド」等は一切使わず手動で仕舞うという狂気の実績だ。自分も最初は「こんなトチ狂った実績、誰がやるねん」とドン引きしていたが、10%くらいのプレイヤーがやっているし、「お前はクビだ!」のセーブデータを引き継いで、全部の本を適当にでも本棚に仕舞っている状態からならどんな本があるか見えているし、まぁ…いける…んでは……?と血迷い、始めてしまった。

方法は、

揃えようとする分類を決め→

各本棚を回りその本を集め→

揃えようとしている分類の本棚へ持っていき→

持ってきた本と同じ冊数だけ抜き、正しい本は仕舞い→

抜いた本は別の本棚へ適当に仕舞う

という、賽の河原かな?というものだった。一応正しい本棚の方は徐々にそろっていくので、100%無駄ではないのだが…わざわざ抜いた本で別の本棚を埋めるのは、段々ぐちゃぐちゃになって見え難くなるのを防ぐため(インサイトも使えないし)。これで50%程度進んだ後は、

とある本棚から全部の本を抜き→

その本を正しいジャンルの本棚へ持っていき→

その近くに散らかして置いておき→

元の本棚が空になったら、周囲に散らかしたままの本をその本棚に仕舞う

に変えた。しかし相当に苦行で、途中結構つらくなり「やめよっかな」という考えが頭を過ぎりまくったが、ここまでやったんだから、と自分を説得させながら進めた。80%を過ぎると本棚の行き来も圧倒的に減り、ウキウキで揃えていった。この実績のいいところは、自分の好きなように本を並べていけるところ。例えば「初級」「概論」みたいな書名は一番見やすい棚に~、とか個人のこだわりで入れられる。魔法のひとつ「自動棚入れ」を使うと内容に関係なく問答無用で上から入れられてしまうので、少し面白みに欠けたからだ。

結局この実績で17時間かかった。この後は最後の実績「効率厨司書」、ゲームを3時間以内にクリアというもので、「魔法不要論者」に比べたら大分楽だ。先述のプレイ動画では初見で3時間以内にギリギリクリアしているので、最初に「同じ色系統の表紙を探し出し、一か所にまとめて積む」という二度手間の作業をせずいきなり揃え始めれば、恐らくはいけるだろうと考えた。

最速で入手するべきは必須魔法「アッセンブル」なので、表紙が分かりやすいジャンルを選びとにかく何でもいいから1シリーズ揃える。ひとつ揃えばレベルが1上がるので「アッセンブル」Lv.1を早速使用し、残り1冊のシリーズを次々揃えていく。アッセンブルLv.MAXまではシリーズが3冊完結で且つ表紙が分かりやすい、日常・数学・ロマンスが揃えやすい。アッセンブルMAXになりさえすれば、後はどこのシリーズでもいいから揃えて、自動棚入れのレベルアップをしていけば問題無い。

笑っちゃうのだが、「魔法不要論者」をクリアしたお陰でどこに何のジャンルの棚があるかほぼ記憶して「本棚ガイド」要らずとなっていて、適当に本を取るのではなく本棚同士がある程度近い本を意識して拾っていた。「自動棚入れ」発動→クールタイムまでに「アッセンブル」は6回発動できるので、本棚が近い6冊を選び→ちょこまか動いて6シリーズ収納、を繰り返し、無事3時間切れた。

まとめ

プレイ時間は33時間強。半分が「魔法不要論者」で消えたことになる。

単純なゲームだが、片付けゲーム好きな方ならやって損は無いと思う。お値段が安い割に30時間も遊べたのでコスパが良すぎる。ただゲームバランスはちょっとどうかなあと思わなくもない。とにかく「アッセンブル」が強すぎる。もうちょい範囲絞るとか…あっという間に揃う爽快感も得て欲しいならこのままでいいだろうけど。

それと仕方ないのだが、本の扱いが雑になるのが本好きにとっては心が痛かった。あんなにぽんぽん投げまくったら本が傷む!2階から1階に落としたりもしてたし。

あと意外にも日本産のゲームだった。大体こういうのって海外産ゲームで、日本語の翻訳がおかしいことが大半なのだが、元が日本産なので当然翻訳はされておらず、また書籍名も日本ならすぐ分かるネタ満載だったのでとても楽しかった。X情報によるとお一人で考えたらしい。破壊魔法だと「火魔法」「水魔法」程度でまだ簡単な方だが、例えば「哲学で15種類考えて下さい」って言われても結構難しいと思う。よく頑張られた…。

個人的なフェイバリットポイントは、「魔法不要論者」クリア後の校長の言葉。ドン引きしててわろたwけど、これ他の言語で伝わるのだろうか。

@kaguya_licht
その辺にいるモブゲーマー