※注意:最後だけがっつりエンディングのネタバレが入るので矢印で開けています。
プレイのきっかけ
今回は全く記憶が無い。恐らくはSteamのオススメに出てて、ああ雰囲気良さそ~と思ってウィッシュリストに入れたか、もしくは家人から聞いて良さそうだったから程度と予想している。因みに家人も昔購入したそうだが、初期の頃はバグだらけだったらしく進行出来ずに返品したと言う。進行不可のバグって相当なものでは…?
概要
ストアページはこちら。
ストーリーは、死んだと思われていた姉を探す旅に出るというシンプルなもの。敵が一切出てこないので、突然ビックリすることが無いし、そもそも誰かを攻撃することも無い。HPも無いので、死ぬことが無い。移動手段が車なのだが、燃料の概念が無いので無限に走れる。壊れることも無いので高所からダイブしても大丈夫。
と、いう訳で「チルゲーム」だなと捉えた。旅の途中で景色を眺めるだけのスポットも多くあり、とても雰囲気を楽しめる。
プレイしてみて
チルゲー故か、詰まるところが殆ど無い。パズルゲーというか、ギミックを解いて進んでいくタイプのもので、ゲームの進行と共に持っている道具が増えていくと行ける範囲が広がっていく。サブクエストは飾りのようなもので、必ずやらないと詰まるということは無い。メインクエストだけ追って行けばクリアは出来る。
あんまりアクションが得意でない自分でも、実績はコンプリート出来たので、かなり難易度は低いと思う。
でもウィッチがスッと出てくるのはちょっと怖かったかな…めっちゃ見てるし!と何回か慄いた。
懸念
ストアページの口コミに「開発者の姿勢に強い懸念があり支持できない」とあるが、開発者の思想が色濃く出ている。これが受け入れられない人はプレイ出来ないかもなあ、とも感じたので、一応書いておく。
昨今の表現に配慮しているからか、ふっつーに同性愛が出てくる(異性愛もある)。またストーリーを追っていけば分かるが、環境VS.経済を描いており、経済の方が悪者になっている。一応住民達の迷いで、完璧な悪者ではない表現はされているけど。
※ここからエンディングのネタバレ
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まとめ

プレイ時間は11時間半。最後に実績回収したのでこれくらいだけど、クリアだけの時間は大体10~11時間くらいだろうか。
最後のエンディングは2つに分岐してどっちかを選ぶんだけど、先に「残留している姉の意識に会いに行く」を選んだ。ネフルが「先に出て」って言い出したので、ああこれは死ぬ気だな…と思い、その通りになった。大事にしていた人が突然居なくなり(しかも二人で色々画策してる時だったから、多少なりとも自分の所為かも、ってのはあっただろう)、死んだとされるが遺体を見ることも無く、ただそのまま時間だけが過ぎ去って…っていう状態だった訳で、意識の欠片でも会えたらもう離れたくはないよなあと切なくなった。
もう片方のエンディングはソージュとネフルが安全に逃げるもので、姉に会うことは出来ない。墓はあるものの、ネフルはこれで納得できるのかな…とまた切なくなった。前を見て生きることが出来ないって、なかなかにしんどいと思うんだが…なので自分としては前者のエンディング推し。でも後者でも、傷つきながらでも後ろ向きながらでも人生は続いていくっていう示唆にも取れるから、こっちはこっちで良かったと思う。死んで埋葬されてて、時折墓参りにも行ける状態なら段々受け入れていけるだろうし。
あと、先に述べたがストーリーは環境VS.経済なので考えさせられることも多かった。環境を守る為に経済が諦める程の災害を起こして、経済が撤退したはいいけど、生活が苦しいからと人々はどんどん去って行き寂れていく。それは良かったのか?っていう問いを投げかけられていると感じた。勿論経済がバリバリ環境を破壊していい訳もないが、バランスなんだろうなあ…難しい。最後もその災害止めちゃって、また経済やってくるかもよ~ってとこで終わるんだけど、環境側がやってるのって要するにテロな訳で、それで亡くなった人もそれなりの数が居たにも関わらず、次はおまえ頑張れよって言われてしまう。いやテロ頑張れよってなぁ…ソージュは違う道を探せるのだろうか、それともやっぱテロに走るのだろうか。
因みに他の人の感想もちらほら拾い読みしたけど、エンディングが唐突すぎる!という感想が大半だった(笑)自分はネフルのことを想って泣いちゃってたんですが…。