一日の中で自由に使える時間は4時間しかないという。ほんとかな?
・寝る時間:8時間
・仕事する時間:8時間
・移動とかご飯とかお風呂とか:4時間
・残り:4時間
ほんとっぽい。これはちょくちょく色んなところで誰かが言ってるので幻度低めの情報のはず。
4時間っていったら、ゲームしてたら終わるし、SNSしてたら終わるし、本読んでてもジム行ったりしても終わる。残業があったりしたらもっと減るし、お酒を飲もうものなら帰宅後即お布団に大の字になってそのまま終わる。
このように4時間は短い。けど目をこすってみても空を見上げてみてもやっぱり可処分時間は一日あたり4時間しかない。休日があるじゃないと思うかもしれないけど、じゃあ4時間×5日の20時間が少ないかって言われるとそんなことはない。ちりも積もればというにも些かデカすぎる数字。どこかで落としちゃおうものなら20時間道端に落としてきちゃった〜ってショックで泣いちゃうかもしれない。
じゃあ4時間を大切に使いましょうね、という話。
じゃない。SNSもゲームも大事な時間だし、無駄なんてないし、夜はちゃんと寝てなるべく3食たべたほうがいいし、自分のペースで生きた方がいい。ひとの言ってることはひとの言ってることなのでほどほどに聞きましょう。
ところで、制限や制約といったものはメリットらしいです。私は武術とか格闘技が好きなのですが、武術の歴史で見ると抑圧や制限の中で育ってきたものが結構あります。カポエイラとか。あれは「お前その格闘技やるの禁止な」「稽古とかしてるの見たら怒るね」と言われた昔の人が、「じゃあ鍛錬に見えないように練習しちゃえ」「踊ってるように見せかけちゃえ」ってなって編み出したものらしいです(諸説あり)。こういった武術や格闘技は世界中に結構あるようです。まあ全部要出典なんですが…
なかには牢屋の中で、手足を枷に繋がれた状態で編み出されたものもあります。「手錠を繋がれたから終わりだ〜」となるんじゃなく、そこで「手錠に繋がれたまま戦えたら最高によくないか?」と思い至るの最高にロックですね。
つまり、制限、今回でいえば時間がないということへのストレスやフラストレーションは、そのままチャージショットのチャージ部分になりうるということ。
ここを見ている人で、時間がなかなかとれないと思っている人。思うようにできないと思っている人。しゃがみまくって膝にストレッチパワーが溜まってます。次のジャンプは大ジャンプになるでしょう。