【独り言】「蜘蛛」読んでみた

多分、「よくわからんけどおもしろかった」が適切だろうと思う。

なんかわかったようでわからないような、思ったことがありそうで深く考えたことがないような、ただ読み終わった後の充実感はすごかった。久々に朝に起きて、枕元に置いてあった本に目を止めて、そこから朝ごはんも食べずに夢中になって読んでいた。

2,3個前に趣味がどうとかとかいう話したから、この本に影響されて今の内定先蹴って配信者になっちゃうかもしれん。ロックンロール。別にいいと思う。

勉強とかまじむりだwくぁーできねー卒論書けねー俺講義一回も出てねえわ留年乙(そのまま無事卒業)いやwwwwwwwwこれくらいの大学寝てても受かるわwwwwwwwwwwwwwwwww♰5絶です♰

そういった意味のない・生産性のない葛藤に苛まれている「若いオタク」の一人としてこの作品を読むことが出来たってのがおもろかった。あんまマウント取らんけど「こんなにすげー人としりあいなんだぜ」マウントはよく取るな。自分にすごいところがないからか...泣きました。

そういやにゃるらの年齢あまり気にしてなかったけど、6歳しか違わないって言うね。近所のおじさん(おじさんいうな)じゃん。因みに俺は10歳以上離れてる妹から未だにおにいちゃんって呼ばれてる。いいでしょ。いいだろ!!!!!!!!!!!!!ここはマウント取らせていただく。オタクとして。あれ、そろそろおじさんだな?俺も。いやいや、心はいつまでも17歳ですし年々精神年齢下がってますから何の問題もないですよ。

30代アニメアイコンを思い浮かべて、もしくは自分がそうなったことを思い浮かべて、そのときにこの本読めるかな...という。恥ずかしくてぶん投げるかも。若気の至りだったなーって一歩引いて読むかもしれん。俺は精神年齢を年々下げることを目標としてるのでね、30歳になっても自分事のように捉えますよもちろん。若いオタク(30代)は痛い!!!!痛くないね!!!!それでもやるんだよ!!!

あ、最後に本に関連した自分語り。オーストラリアに旅行行ったときに初めて教会(多分セント・メアリー大聖堂)に行ったんだけど、そこで初めてキリスト教徒が祈りを捧げてるところを見たんだよね。俺は性根腐ってるので「え!?ここって教会だからまじの教徒いるんかな?(観光名所でもあったからそういう人あんまりおらんと思ってた)」と珍獣見にいく気持ちがあったんだけど、ステンドグラスと必死な形相で祈りを捧げている人を見て、その人たちを滑稽だと内心卑下していた自分が恥ずかしくなるとともにイケナイものを見てしまった背徳感とか神の存在を信じる者の迫力に圧倒されたりとか、まあとにかくすごくてね。映画を見たときとか本を読んだ時の気持ちが満たされてフワフワした感じあるじゃん。教会から出たときそんな感じだった。信じる力ってすごい。

だからと言って別に生き方変わったとかはないんだけど、あめちゃんの言ってることがなんとなくわかったようなわからないような、そんな気分にさせてくれたのはこんなことがあったからかなと、それだけ。

折角だし継続して本読むか...積んであった本に...「宇宙は「もつれ」でできている」ああ、あれね。超くもの糸理論。

@kaisokumo
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