(写真は愛くるしいちいかわの人形。地元にて念願の入手)
こんばんは、Node.jsを専門とするエンジニアのRioです。大晦日なので、2023年を振り返ってみての感想を綴ってみたいと思います。
・技術的な面での変化
今年はメディアをはじめ美容系のサービスを複数展開する企業に転職し、技術スタックとしてNode.js/AWSに傾倒するようになった。フロント、バック、インフラ、折衝までを担当し、途方もないと感じることもあるが、サービスが好きで、美容にはポテンシャルを感じるためがんばれている。生まれ、男女、年齢関係なく、全ての人には美容を通して本人の美を追求してほしい。
技術は主に上記技術での開発を現場では頑張るとともに、発信を頑張った。2022/11に書いた以下の記事が860Likesを獲得して、バズったものの、あくまで基礎知見。転職面接含め受けはあまり良くなく、発信の難しさを感じた。
本業では大規模なトラフィックを捌くから、そこで得た知見を公開するといい受けを感じた。
今年はサーバサイドとインフラに注力するつもりだったが、Next.jsに関しては自らもコードを書き、友達が起業しているサービスのコードレビューをさせてもらうなど、ガッツリ取り組んだので、以下の2作を書くことができた。
来年以降の技術に関しては、Node.js/AWSに重点はしつつ、企業の本質的な課題を解決するために技術は問わず行なっていくかもしれない。なお、インフラに関してはAWS SAAを取得した。
・人間的な面での変化
ゴールドジムに通っているのでテストステロン値が高まってきているのか、行動的になった気がする一方、落ち着きも高まったと思う。もう20後半半ばなので、人にはいろいろな事情や背景があって、見えない苦しみや喜びがあったり、そういった部分で発言、表情に表れるものを一定理解できる。折衝を行う際には、そう言った感情や価値観に気をつけながらおこなう方が効率が良い。その上で、相手の狙いを知って利害相反の解決が大事。先輩に話を聞いたり、JSConfにスタッフとして参加させていただいたり、週1で技術顧問と話をさせていただいたり、殻に閉じこもらず幅広いコミュニティで、技術/人間面で熟練された人たちの意見を聞くことも効率が良いことを知った。
・幸せとは何か?に関する考察
人はみな幸せになるために生まれてきたい。快か不快かで動物は動くから、そこは共通でプリミティブだが、人は他の動物と違って将来と過去を考えるから、不安が強く不幸になってしまう。最近著者が幸せだった時は、ギターの練習でFaruccoを弾いていたときだった。ギターは仕事ではないが、ラッセルが言う通り、仕事は余計なことを考える時間を潰してくれる作用がある。エンジニアだけではなく、何かに没頭しているとき人は一つの幸せを感じるから、技術に没頭するのは良い考え。逆に、こう言った自分の好きな技術や趣味に没頭するには主に経済的な余裕が必要で、その発信をしたいと思い後述のキャリア発信に繋がる。また、人の幸福度を下げるのは心身の病だと考え、Xではそう言った発信も意見交換がてらちょくちょく行ってみた。難しいのは、トラウマの問題で、一過性のうつのように薬をのんで寛解できるようなものではない。いい記憶は美しい一方で、トラウマは正常系の記憶としての処理に失敗して、脳、身体に記録されるから、現在の思考や行動、夢に侵食して人を不幸たらしめる。レジリアンスと言って、課題に立ち向かう力が弱くなっている人は、課題に直面すると困難を感じやすい。以下はそれをうまく説明している。
・心理学/人間観察
著者が心理学の発信が多いのは、大学では胎児の発育障害や、統合失調症という病気に関わる研究をテーマを扱っていたこともあり、興味がある。子どもには未来があるから、一人でも救われた方がいい。子どもが統合失調症を患い、家族に影を落とす様を講演で聞き、泣き崩れていた講演者の姿は印象深い。一方で脳科学の飛躍的な発展は、こう言った脳障害の究明によって支えられる部分があり、対象実験と言って健常な方と障害のある方との比較で進歩することもあり、本質を知るには課題がないシステムより、課題があるシステムを見て解消法を考える方が知見が得られるのは、もしかしてITシステムでも似ているのでは?と感じた。システム系の業務に関しては最近では、古いシステムのリアーキテキチャをメイン業務で行っているので、ここはこうしたらいいのに、、の感覚が溜まってベストプラクティスが見えてきたのかも?という気がする。人間観察をする理由は、システムだけでなく人についても分析を行い、日常と仕事に活かしたいからで、以下の記事執筆を行った。
また、最近は一人の青年として、アンヘドニアという最近の青年が陥りやすいと言われている症状についても興味を持っている。
"アンヘドニアというのは「何も楽しめない」という感じ、あるいは快(へドン)を感じる可能性がそこなわれる、すなわち快感があるはずの状況でもそれを体験しない状態をさしています"。この症状があると、技術や仕事に対して、それ以上に、人生一般に対しても楽しめないような症状になるのだろう。楽しめない人は、没頭できず、感情が無である。こういった難しい心理現象に対しても考えられる余裕が出てきたのは、本業であるエンジニアが少しずつキャリアとして余裕が出てきたこともあると思う。
・キャリアに関する考察
なんだかんだキャリアは大事で、本人が好きな仕事、十分な年収で仕事をおこなった方が幸福度は高まりやすい。最近Xでオフ会募集をかけてリアクションをくれた人たちをはじめ、これまで多くのエンジニアやエンジニア希望者に会ってきたから、総まとめとして以下のような記事を書いた。全員と会うことは難しいから、少しでも本人のキャリアにとってプラスになるようにそれぞれ想像力と実際自分が経験してきた考え、及び統計をフルに導入して書き上げた。
・2024年に向けて
2024年は、美容や技術はもちろん、人と機械に対して分野問わずより幅広く深い知見を得たいと思っています。来年もよろしくお願いいたします。