川 -2024年3月6日

kaki
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川というのはいいもので、まるで創作のような性質を持っている。

川の水はどこからくるのかというともちろん上流。人という生物は基本、0から何かを生み出すことはしない。全てに元ネタがある。

川底を削ったり、曲がりまくったりしながらも作品は完成していく。

川の水は流れていくうちに合体したり、分離したりする。治水工事(Adobeソフト)がされていたり住んでいる魚に注意されたりといろいろな困難を経験する。

そしてついにインターネットの大海原へと流れつく。

一面青色(黒になった場所もあるらしい)のこの大きな海には、数々の生態系がおり、海流(バズってるコンテンツ)に流されたりミサイル(イロマス)が撃ち込まれたり、頑張って育てたバクテリアが死滅したりといろいろあるが、いつか蒸発し、雲となりまた人々の創作の源となる。

細いように見えて大きい川。

そんな川を見て過ごす夕方。