暗記をする人、させる人 -2024年3月5日

kaki
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私は、暗記をする人/させる人が本当に嫌いだ。

日本はいつからクイズ王、知識王を是とする社会になったのだろうか。

使わない知識を無駄に覚えて、それを知ってたらわー、すごい。(一部の本当にすごい人を除いて)ロクに活用もせずに。

そんなのはただのSDカードじゃないか。

私は、知識というのは活用して初めて意味を持つと思う。

人間が本当に必要なのは歩く辞書ではなく、普通の辞書。

どれだけ覚えても人はGoogleには勝てない。

暗記というのは、確かにある程度は必要だろう。興味のないことも覚えなければいけないのも、生活に必要というか、義務ならば理解はできる。

しかし、暗記をするのは人間よりも圧倒的にコンピュータや紙の方が得意だし、信頼性も高い。

普通に生きていたら一生テスト以外で使わない知識を無理に覚える必要があるのだろうか。

例を挙げると、Excelの関数なんかは覚える必要がない。なぜなら、使う人は勝手に覚えるからだ。

使用頻度の低いカスみたいな関数はやりたいことをググれば出てくるし、実際に使う時はそうしている。

人という生物は面白いことに、必要なことは勝手に覚えて、いらないことは勝手に忘れる。

卑弥呼が魏に遣いを送った年が239年であることなど学者ではない我々が活用などできっこない。だから大人はそんなことは忘れる。

あなたは去年の暗記科目のことをいまだに覚えているだろうか?

まあ、長々と書いているがまとめると、私は興味のないことを覚えるのが苦手だ。