ゲームの難しさは再現性

kakka
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公開:2024/7/2

最近の異世界転生ものや歴史物語にあるRPGっぽい挙動は現実世界に照らし合わせると設定バトル的な違和感に空虚さを感じる。別に情報が食いたい訳ではない。

ゲームの難しさは再現性という仮説。難しいゲームとはクリアの再現性が低いゲームで、例えば格ゲーはリアルタイムに素早く複雑なコマンドを適切な間合いで行う必要がある。簡単なゲームとはクリアの再現性が高いゲームで例えばRPGのドラクエはレベルを上げて強い選択肢を選べば常に同じ技が出て相手を倒せる。その再現性を保つスキルがプレイヤースキルと呼ばれ、一定のやり込みを必要とする。

そう考えると、RPGっぽい挙動の物語は現実世界の再現性の低さとRPG世界の再現性の高さのギャップが違和感の根底にある気がする。

むずかし・い むづかしい【難しい】

(形)文シクむづか・し

〔「むつかしい」とも。「むずかる(むつかる)」と同源〕

①理解するのが困難である。難解である。わかりにくい。⇔やさしい。「―・い問題」「内容が―・い」「教頭丈に野だより―・い事を云ふ/坊っちゃん漱石」

②実現が困難である。容易でない。成功しにくい。⇔やさしい。「登頂は―・い」「優勝することは―・い」

③現状を打開することが困難だ。解決しにくい。⇔やさしい。「―・い事態になった」「―・い立場」

④煩雑である。わずらわしい。めんどうだ。「操作が―・い」「―・い手続きを簡略化する」

⑤気むずかしくて扱いにくい。好みなどがうるさい。「―・いおやじ」「食べものに―・い人」

⑥機嫌が悪い。不快そうである。「―・い顔をして考え込んでいる」

⑦病気が重くて回復が困難である。「旦那様が―・くなりましたから/真景累ヶ淵円朝」

⑧不愉快だ。うっとうしい。「世の中の腹立たしう―・しう/枕草子二七七」

⑨気味が悪い。恐ろしい。「あな―・しと思ひける心地みなさめて/源氏物語夕顔」

⑩むさくるしい。いとわしい。「いとせばく―・しうもあれば/源氏物語手習」

派生―が・る(動ラ五[四])―げ(形動)―さ(名

大辞林より