自発的にやれた事がどれだけあるのか
思えば、病院に行ったのも、兄との話の中でとりあえず行く事にしただけだった。なんでそういう話になったかはよく覚えてないが、兄が自分で自分を「鬱かもしれない」と思って病院に行くことにし、ついでに私も行った方がいいんじゃないかという感じだった気がする。実家を脱出できたのも兄が居なかったら自分は……
「何かやらなきゃ」と思っても、生身の他者は怖いし、すごく怖くて嫌だし、金が要る事をやるのはもっと難しい。1ヶ月前から始めた英語学習アプリは案の定、もうサボり始めてしまってる。自分から何かを始めて最後までちゃんとやり切れた事なんてあるっけ… これから自分は何かやれるのか… 何かやらなきゃ、行動しなきゃと思うけど…
「風呂キャンセル」という言葉を見るようになって数年経つ。自分自身、正直よくやってしまう。
さすがに支援者さんと会う時ぐらいは事前にシャワーを浴びなくては…とやるようにしているけど、分厚い髪の毛を洗って、ドライヤーを長時間やらなきゃいけないのが本当にやりたくなくて(だからって坊主にする勇気もない)、起き上がるのもしんどくて、気づけばズルズルと時間が過ぎていく。
夜になると「寝るのがもったいない」みたいな意識が妙に強くなってしまう。これをBluesky上では「無駄な足掻き」と自分はポストしがち。寝ないとつらくなるのは分かりきってる。薬も飲む。
(薬を飲むこともなんだか嫌になってしまう、破滅的な自暴自棄も珍しくない…今日もまたやってしまった。さすがに早めにシャワーを浴びた方がいい)
頭の中の声に合わせて文字を書こうとしてしまう。些細な事になるとせっかち過ぎる。
今こうして文字を入力するのも、実際に手書きでも、自分は常に頭の中の声で喋っている。頭の中の声と(ほぼ)同時に文字を書かないと気が済まない。おかげでPCとスマホの文字入力は使い始めた頃よりも速くなった。
特にスマホは、大学生の頃から使い初めて、しばらくは文字を打つのも全く覚束なかった。今では(ミスもあるし、本当に速い者と比べたら大した事ないだほうけど)最初に比べたら全然速い。ちゃんと両指を使って文字を打てるし。遅いと苛ついてしまう。
生の自分の声よりも、頭の中の声は少しクリアで、美化されているかもしれない…。
でも生身の自分は、歯並びが終わってる。母親によれば、私が幼児の頃に医者から「小さい内に歯列矯正をやらない方がいい」と言われたらしい。謎のヤブ医者。
高校生にもなると歯列矯正をやった方がいいみたいな話が母親から振られるが、ガチ引き篭もりの私は絶対に生きたくなかった。仮に行くとしたら母親とふたりじゃないと、自力で行けない自分自身も嫌だった。
結局、後悔している。歯列矯正はやった方がいい。歯が邪魔すぎて、今でも自分は自分の歯で口の中を怪我してしまう事がある。あれは本当に痛い。凶器が常に自分の口の中でスタンバイしているのだから、とんでもない。
大金さえあれば、今すぐにでも歯列矯正をやりたいくらいだ。でもそうは言っても…
はあ、ゲーミングPCと大金が沸いてきたらいいのに(無理)