ずっと読みたかったホラー短編集を読んだにゅ。ホラーは短編に限るにゅ。好きな作品とそうでもない作品を比較すると、やっぱり分かりやすい幽霊が出てくるやつより最後までひたすら不気味な雰囲気が漂ってる奴が好きだにゅ。お化けがいなくてもホラーは成立つにゅ。最近ホラーばっかりだから胃もたれしてきたけどホラー以外読みたくないにゅ。中毒性がエグすぎるにゅ。この前読んだ19世紀だかのイギリスの怪談集がいい感じだったから海外の漁りたいにゅ。ゴシックホラーも大概じめじめ不気味な雰囲気漂わせてるから好きだにゅ。日本ホラーのジメジメ感は日本の気候ゆえって誰かが言ってたにゅ。じゃあイギリスのホラーがジメジメしてるのもイギリスが湿度高いからだにゅ?と思って調べてみたらイギリス全然湿度高くなかったにゅ。調べたら1ページ目に「イギリスは乾燥しやすい」って出てきたにゅ。じゃあなんであんなに霧が煙ってるイメージあるんだにゅ。ここまで書いてて思ったんだけど、イギリスって迷信とか怪談とか不思議な話が多いのは霧深いからじゃないかなって思ったにゅ。真夜中に街灯と月だけを頼りに歩いてて、ふと霧の向こうに人影が見えるにゅ。人影はこちらに向かってくるにゅ。目の前まで近づいてきたそいつはそれは死んだ友達かもしれないし、明日のことを教えてくれる妖精さんかもしれないにゅ。もしかすると噂の殺人鬼で自分は今から惨殺されるかもしれないにゅ。そんな荒唐無稽な想像が霧によって掻き立てられたのかもしれないにゅ。恐怖はいつだって未知から生じるにゅ。それはそうと寝るにゅ。おやすみだにゅ。