小糸ちゃんのSTEPシナリオを読んだ。めちゃくちゃよかった。本当によかった。
小糸ちゃんがキラキラしてるってものに憧れよりも、注目されて失敗する怖さの方を強く感じてるのがよかった。分かる……私も怖い……。
小糸ちゃんが幼馴染の眩しさに目を焼かれていない理由なんだろうなぁ。小糸ちゃんは苦しいかもしれないけど、影があることで直視してくれるから安心している部分もたくさんあると思うよ。幼馴染は小糸ちゃんのことが大好きだよ。
そして、もっと怖いものがあるから先に進むんだよね……怖いもんね……。頑張ったんだね小糸ちゃん……。
いつも寄り添ってくれてる雛菜が単独でアイドルになった時はどうして!? ってびっくりしたけど、小糸ちゃんのこと誘ってて、来るだろうなって思って先に行動してたって感じかな? 誘ったから後は小糸ちゃんの意思だもんね。ありがとう雛菜。いつも雛菜の言葉に救われているよ私も。
漫画版でもそうだったけど、小糸ちゃんが当然そうなるよねって感じで言う時の安心感と言うか、「いつかはあんなふうに……き、キラキラするんだよね……!」って言ってくれるの、すごく良いよね。本当に素直に純粋に。浅倉と樋口が比べられても無くて、たぶん樋口も救われてるんだろうなぁ。
浅倉……高2の内容を高1に聞くな…………。小糸ちゃんも教科書見たらたぶん解けるよ…………。教えなくてもいいよ………・・
「怖くなったりしない?」に対して「もうなったから、アイドル」って返すの、少し、救われた気持ちになるね。そっか……ってなる。浅倉が言ってくれるからかな? 浅倉も雛菜も、すごくじんわりする言葉をくれる。樋口はなんか、寄り添ってくれる優しさがいいんだよね。色んな優しさに小糸ちゃんが包まれていて、とても良い友達を持ったなって思う。
お母さんに言えないところがリアルだったね。別のシナリオでもどういう人かなんとなく分かってて、その上で、別に怒ってなくて、いつも通りで、でも、頑張って伝えようとしたこと遮られて、お母さんはいつも正しくて、将来のこと心配して考えてくれてる優しさもあって。言えないよなぁ。アイドルになりたいって。結果が目に見えてるもん……。窮屈だ、とても……。
シャニPセリフ回しがちょっとキモいか? まあ初期だもんな。にしてもちょっときついか??? 紡がれる糸の一つにって話に繋がるからまぁまぁまぁまぁなんだけど、成人男性が高1に言ってるのきついな……。あと幼馴染みたいに大きな存在にって言ってるの出会って間もないって感じする。ここから樋口に散々釘刺されて雛菜に揺さぶられて小糸ちゃんの覚悟を見て天塵などを経験して幼馴染4人の輝きを知っていくんだもんな。おそらくそれを知って謙遜しだした今ならそこそこ大事な存在になってるぞって言ってやってもいいぞ。
小糸ちゃんのことをより知れて、小糸ちゃんの気持ちに寄り添えて、新たに進んでいく前向きな気持ちになれるいいコミュだった。ありがとう。
小糸ちゃんがたくさん悩んでて、その悩みに共感したり、小糸ちゃんが幼馴染のことが大好きだってことが伝わってきたり、幼馴染も小糸ちゃんのことが大好きなんだなって感じられたり、シャニPがそんな居場所を守ってくれてるんだなって思えたり、大変良かった。アイドルになるまでの物語だった。
これからも、小糸ちゃんらしく、楽しく過ごせますように。
余談
最後の名前の無い人のセリフ、お父さんなのかな……。小学1年生くらい……? もしかして、もしかするのかな……。
追記(2/19 22:00)
感想を読み漁っている。いくつか思ったことと気づいたこと。
最後の話で本を読んだ時の誰か分からないセリフ、私は父親に救われた過去の記憶が今のシャニPの立ち位置とリンクして小糸ちゃんの親しい人という内側に入ったのかなって思ってたけど、シャニPが過去の小糸ちゃんを救ったって表現にも捉えられるのか。(それまで救われてなかったのならつらい時間だっただろう……)(その場合父親はどこで何を……?)
小糸ちゃん家の間取りとか家具とか分からないよねって言うのは共通かしら? 一軒家かってところも分かってないんだよね。
小糸母については、正しい人なんだろうなって思う。たぶん、小糸ちゃんがアイドルやりたいって言ったら「アイドル? 本当にできるの?(無理だと思うの意) それより、塾のことなんだけどどうするの?(以下塾の話)」って感じになると思う。どんな方法でも出した結果が必要だったろうなって感じがする。
↑と私は予想してたけど、否定も肯定もせずに覚悟を聞いたり、事実を並べたりとかもありそうか……? まだまだ理解が足りていないかもしれない。
小糸ちゃんが自分で”選択”というものをしたかったっていうのは目から鱗。