だらだらっと読んでいたが、読了したので、ちょっとだけ。
オノマトペから始まり、言語の定義や記号接地問題の話があり、言語の獲得に必要な要素やその由来みたいなことが展開されていく。
普段からだらっと読んでいるので、気づいたら別の大地にいるみたいな感覚があるのだが、まぁそれはそれとして面白かった。
アブダクション推論と言語獲得の関連性、ヒトの赤ん坊とチンパンジーの一部個体から得られた推測、これがとても自分には刺さった。
順方向の関連付けをトリガーとして論理的に誤った逆方向の関連付けを行う人間の特徴が言語の本質と関係しているのではないかという話は刺激的だった。
こういうの大好き。