久しぶりに短歌を作ることにした!
短歌を始めたのは21歳の時。
大学で日本文学を専攻していたのだけど、短歌の創作の授業を履修して、そこで短歌と出会った。
短歌が5・7・5・7・7からなることは知っていたけれど、俳句との違いもいまいちピンときていなかった。
同時期に大学の友達から笹井宏之という夭逝の天才歌人の存在を教えてもらった。短歌という31字の言葉から、こんなにも美しく自由に世界を詠むことができるのかと感動した。それから短歌が大好きになった。
『えーえんとくちから』という歌集が一番好き。これまた好きな穂村さんが解説を書いているのでリンクを貼っておくね。
傷ついた時、苦しい時、私は短歌にものすごく救われる。短歌が与える衝撃は唯一無二といってもいいかもしれない。言葉が持つ力に震える。
私は短歌をつくることに少しだけ苦手意識があったのだけど、久しぶりにつくってみたら全然違っていた。シンプルに楽しい。最高の気分転換じゃん!ってなった(他人になりきって日記を書くよりもかなり有意義だ。あれはあれで楽しいけれど)。
短歌はそろそろ作ろうかなとは思っていた。なぜなら短歌づくりは文章を書くことにとても役立つからだ。私はうれしいことにnoteなどでタイトルを褒められることがちょこちょこあるのだが、短歌を作ることはタイトルやコピーみたいなものを作る時にとても意味を持つ。
繰り返すが、短歌は31字。その中にどの言葉を入れるのか、意味を持たせるのか、雰囲気などとにかく考える必要がある。
短歌をつくらず、読むだけでも相当自分のためになると思う。作るならよりいっそう。そういうわけで、そろそろ短歌を作ろうと思っていたのだ。何だかおかしくなりそうな気分だったのでちょうどよかった。さっきぼやいてたけど、書けるもの、最速で見つかった。
まぁまだやろうかなって思ってることは他にあるだけど、それはおいおい。詩は11歳の時から書いていて、書きたくなったら書くという感じ。これも本腰いれて書いてみてもいいね。
短歌も勉強して、いいものを作れるようになりたいです。笹井宏之さんは神様。木下龍也さんが最推し。谷川電話さんや岡本真帆さん、猫歌人の仁尾智さんが好き。
みんなもよかったら短歌読んでみてね。
現代短歌って思ったよりも自由で、びっくりするよ。言葉は裏切らないからいいぜ〜。