そもそも私は騙されてた。甘い飲み物は悪だと刷り込まれていたから、遠ざけるようにしていたし、砂糖は体に凄く悪いと喧伝されているから摂らないよう気をつけていた。いつからか甘い飲み物のカロリーは異常な気がして、高カロリーの食べ物を食べることよりも良くないことだと思うようになっていた。
だが、比較した時にそれは本当にそうだろうか?と思うようになった。自炊をするなら話は違うが、外食において体に悪い食べ物はあふれているし、そういった食べ物のカロリーは相当高い。いわゆるエンプティカロリーというやつだ。飲み物に気をつけることよりも、こちらを気をつけるほうが大事なのでは?ーー真理に到達するまでに長い時間を要してしまった。
食べ物さえ気をつけることができれば、好きな飲み物は好きなだけ飲んでいいということに気づいた。なぜ今まで甘い飲み物は悪だと思い込んでしまっていたのだろう。間違いだった。世間の風潮に騙されたし、思い込みも強すぎた。
私は昔から飲み物が大好きなのだ。子供の頃から大人になった今でも水分を凄く摂る。何も意識しなくても2ℓは余裕で飲める(むくみ体質だからそんなに飲まないほうがいい)。前世が砂漠で死んだ人間なのか、喉が乾いて乾いてしょうがないのだ。また喉が少しでも乾くと、不安になる。だから私にとって飲み物は、特別な存在で、とても大事なもの。だから吐き気に悩まされてる今となっては、飲み物は更に尊い存在となった。美味しい上にカロリーがとれる飲み物はすばらしい。
食べ物はほどほどにしか食べないし、暴食はたまにしかしないから、飲み物を好きなだけ飲みたいし、飲んでもいいと思うと幸せな気分になる。スタバとかタピオカとかいろいろ!
ただカルピスの原液は日常的に飲むと激太りすることに気づいた。ひょっとしたらカルピスは悪なのかもしれない。あのちゃんが飲み物で生活したいと言っていた意味が最近すこしだけわかるようになってきた。