「夜になったらビールを飲んでいいよ」
自分にしてる約束だ。夜に350ミリを1本だけ。それ以上はだめ。飲み過ぎになるから。
この習慣をはじめたのは、今年になってからだ。まだ最近のこと。
過食が落ち着いてしばらく経ったが、今度は食べると吐き気がするようになってしまった。12月は数え切れないほど何度も吐いた。機能性ディスペプシアの疑いがあると言われたが、実際のところはわからない。
満腹になると吐き気がこみあげる。かといって食欲がないわけではない。そしてなぜか夜だけこの現象になる。空腹の状態で寝ると、睡眠薬を使ってもなかなか寝ることができない。
そこで思いついたのがビールだった。これは世紀の大発見といえるほど(大袈裟)、最適解だった。満腹感がある、そしてわずかなアルコール。食事問題を解決しただけでなく、睡眠にも良い影響をもたらした。寝酒はよくないなんて言うが、眠れないほうが問題だし、睡眠薬を増量するほうが健康に害がある。
数時間後とはいえ飲んだ後に睡眠薬と炭酸リチウムを飲むのはよくないことだろうけど、利点のがあるのだからいいだろう。てか、いい。私の人生だし、私の体だし、私が許す。
毎日のようにビールを飲むようになってから確実に調子がよくなってる。食べ過ぎることもないから順調に痩せてる(過食で22キロ太ったため減量中。現在16キロ減)。
もともとビールが好きだったけれど、更に好きになっている。食べることが好きだったが、今はビールを飲むことのほうが好きかもしれない。
ビールに対して、愛着が生まれてきた。飲み物といえど、こんな風に好きと思えることがうれしい。ビールは私の救世主だ。ビール最高。