単為生殖で生まれた鳩の赤ちゃんの「むにちゃん」が亡くなってしまったらしい。飼い主の方のツイッターを見て泣いてしまった。
ツイッターを通して、奇跡的な現象を目の当たりにできて、幸運だった。生命はいつだって神秘的なものなんだって思うことができた。
一つの体から命が生まれること。専門的なことは私にはわからないけれど、一羽の親鳥から細胞を受け継いで誕生した雛の存在は、とても強く、尊いもののように思えた。
元気そうな様子だったから育ってくれるんじゃないかと思っていた。いつの日かお母さん鳥のような翼を持つ鳩になることを期待していた。
自分のハンドルネームに「鳩」を使ったこともあるし、ツイッターはもともと「POPOCO」だったし、推しの鳩がいたこともある。
それでもむにちゃんは特別な鳩だった。私だけでなく、色々な方にとって。
短い命だったけれど、こんなに色々なことを考えさせてくれた鳩はいない。まさしく名前の通り、唯一無二だったんだね。
小さな雛の短い命。大きな意味を持っていたと思う。
次生まれて来る時は羽ばたけますように。