Xbox Elite Wireless Controller Series 2を使い始めて1ヶ月経過した。
良かったところ
ゴム製グリップ(長時間握っていても疲れないし汗で蒸れたりしない。SwitchのProコンは何故か蒸れる)
トリガーの深さを3段階に設定可能(特に最短にした時の感触は良い)
十字キーやジョイスティックを簡単に別パーツに変えられる(磁石でくっついているので、引っ張るだけで簡単に外せる)
配色の自由度が高い(Xbox Design Labでの注文になる)
全体的な質感は良く、チープさは感じない
悪かったところ
初期状態だとSteam DeckとのBluetooth接続に問題があり、まともに使えなかった(Bluetoothで接続しても短時間で切断・再接続を繰り返す。コントローラーのファームウェアのアップデートで解決)
Steam Deckでは背面パドルの意味が殆ど無い(Steam側ではパドルを独立したボタンとして認識できないので自由な機能割り当てができない。機能割り当ては専用のソフトを使うしかなく、その場合はゲームパッドにある他のボタンの機能しか割り当てられない)
スクショ撮影用のボタンが無い(Xboxボタン+RBで撮れる。ただこれが分かるまで手間取った)
ABXYのうちAボタンとYボタンの反応が悪い(物理的には明らかにボタンを押し込んだフィードバックがあっても実際には押されたことになってないことが度々起きる。どうもボタンを押す角度次第で問題が起きる。動作テスト画面の類では気付き辛いが、アクションゲームをプレイすると気付き易い)
分解が困難(初手で頑張って外装をこじ開けることになる。いざ分解が必要になった時に外装を壊しそう)
どちらとも言えないところ
Nintendo Switch Pro Controllerと比較するとやや重い(250gに対して330g。自分はそこまで気にならなかった)
フルセットだと25,000円弱と高め(Xbox Design Labで注文した場合。配色にこだわりが無ければもうちょっと安くなる)
今のところの結論
ABXYの問題が致命的で実用に耐えかねる。これさえ無ければまだ使い続けていた。
ABXYの問題については調べてみると何年も前から同様の症状の報告例が見つかる。個体差で済ますには報告例の多さが気になるので、原因は根が深そう。分解して手を加えるかどうか考えたものの、綺麗に分解すること自体が難しそうで気が進まない。