
インストーラー無しで実行できるゲームの場合
Desktop modeに切り替える
インストールしたいゲームのデータを適当なフォルダにコピーする
例: ~/NonSteamGames/Hogehoge
前段でコピーしたフォルダにある実行ファイルを右クリックしてメニューを開き、 [Add to Steam] を選ぶ
Steamを起動する。Libraryの中に前段で追加したゲームがあるので、それのPropertiesを開く
Shortcutタブ
ゲーム名は適当に変更する(デフォルトだと実行ファイル名のままになっている)
Target / Start In / Launch Optionsは必要に応じて調整する
Compatibilityタブ
[Force the use of a specific Steam Play compatibility tool]にチェックを入れる
ドロップダウンリストから適当なProtonを選ぶ(最新バージョンかExperimentalを選べば大体大丈夫なはず)
取り敢えず鏡のマジョリティアは起動できてゲームもプレイできそうなことを確認した。
この形態の場合の各種ファイルの場所:
ゲームの実行ファイル等: (2)でコピーした場所
セーブデータ等: Protonが作るサンドボックス内の何処か
具体的には ~/.steam/steam/steamapps/compatdata/[ゲームのID] 以下の何処か
Godot製なら ~/.steam/steam/steamapps/compatdata/[ゲームのID]/pfx/drive_c/users/steamuser/Application Data/Godot/app_userdata/[ゲーム名] 以下にある
インストーラーでインストールする必要があるゲームの場合
Desktop modeに切り替える
インストーラーを含むフォルダ一式を適当な場所にコピーしておく
例: ~/NonSteamGames/Hogehoge
CDなりDVDなりのメディアにある場合にどうしたものかは模索中。多分いちいちコピーしなくても良いとは思う。手持ちのゲームだと日本語ファイル名が起因して上手くいかないことが多くてよく分からん……
前段でコピーしたフォルダにあるインストーラーを右クリックしてメニューを開き、 [Add to Steam] を選ぶ
Steamを起動する。Libraryから前段で追加したインストーラーに対応するもののPropertiesを開く
Shortcutタブ
ゲーム名は適当に変更する(デフォルトだとインストーラーのファイル名のままになっている)
Compatibilityタブ
[Force the use of a specific Steam Play compatibility tool]にチェックを入れる
ドロップダウンリストから適当なProtonを選ぶ
Steamからインストーラーを起動し、インストールを完了させる
ここが無事済むかどうかはものによりけり
日本製のゲームはDesktop modeでのロケールを日本語にしておかないとインストーラーのUIが文字化けしたり実行エラーになったりすることが多い印象
再度Propertiesを開く
Shortcutタブ
Target: インストーラーではなくゲームの実行ファイルを指す形に変える
Start In: Targetのファイルを含むフォルダを指す形に変える
Launch Options: 必要に応じて調整する
これで遊べるようになるはず。遊べることを確認したら(2)でコピーしたファイルは不要なので消して良い。ゲームによってはDesktop modeでないと実行時エラーになるものがあるので注意(どうもロケール設定を日本語にしてないと動かないものがありそう)。
この形態の場合の各種ファイルの場所:
ゲームの実行ファイル等: Protonが作るサンドボックス内の何処か
セーブデータ等: Protonが作るサンドボックス内の何処か
具体的には ~/.steam/steam/steamapps/compatdata/[ゲームのID] 以下の何処か
Steam上で良い感じの見た目にする


デフォルトだと非常に地味な見た目で味気無い。


適宜画像を用意して設定すればSteamでリリースされているゲームと同様に見た目を良い感じにできる。
画像の設定はDesktop modeでSteamを起動した状態だと可能。
画像を設定できる場所と仕様のメモ:
Libray Capsule (ゲーム一覧で表示される縦長のやつ)
解像度: 600px × 900px
設定方法: ゲーム一覧等で当該ゲームを右クリックして出るメニューから設定可能
Library Header (ゲーム一覧で表示される横長のやつ)
解像度: 920px × 430px
設定方法: Library Capsuleと同様。ただし横長表示の時に右クリックした時のメニューからのみ設定可能。つまり一度ゲームを起動した直後のみ設定可能
Library Hero (ゲームを選択した時に画面上部にでかでかと表示されるやつ)
解像度: 3840px × 1240px
設定方法: ゲームを選択した時の画面上部の空間を右クリックして出るメニューから設定可能
Library Logo (ゲームを選択した時の画面上部の空間……の左下に表示されるやつ)
解像度: 最大で幅1280px × 高さ720px
設定方法: Library Heroと同様
アイコン (Desktop modeの一部のUIか、Gaming modeでゲーム起動中にSteamのメニューを表示した時で表示されるやつ)
解像度: よく分からん。多分正方形
設定方法: PropertiesのShortcutタブでゲーム名の左側の黒い四角をクリックすると設定可能
設定しても設定UIでは反映された感じがしないが、実際にゲームを起動すると確認できる
画像の解像度やアスペクト比が適当なものを設定しても構わない。その場合はやや微妙な見た目になることがある。
画像に関する細かいアレコレは https://partner.steamgames.com/doc/store/assets/libraryassets を参照すると良い。