発端

↑はSteamのPerformance Overlayの表示の一例。モニター解像度は左だと1920×1080で、右だと4K。
Performance Overlayのサイズはモニター解像度に合わせて自動でスケールしないので、結果として4Kだと妙に小さくなってしまう。流石に読み辛過ぎるので、サイズを2倍くらいにしたいところ。
Steam Clientの設定でUIのスケールに関するものはある(Quick Access Menuからでも変更できる)。これでSteam Clientの各種UIのサイズは全体的に変えられるのだけど、残念ながらPerformance Overlayには影響しない。
調査結果
あれこれ調べて分かった事は以下の通り:
Performane Overlayの実態はMangoHudである
Steam ClientのUIスケーリングの設定の影響を直接受けないのはこれが起因してそう
Performance Overlayのスケーリングについては既に要望が出ているものの、特に動きは無し
MangoHudの設定は環境変数でも設定ファイルでも可能。環境変数が最優先で使わる。環境変数が使われた場合、明示されなければ設定ファイルは無視される
更に言えばSteamが MANGOHUD_CONFIGFILE を使うので、 ~/.config/MangoHud/MangoHud.conf 等に設定を書いても参照されない
対処方法
環境変数で MANGOHUD_CONFIG=read_cfg,font_scale=2 等を指定すればPerformance Overlayのフォントサイズを大きくできる。
~/.config/environment.d/MangoHud.conf を作成して追記するのが楽
このファイルを再読み込みさせる為にデバイスの再起動が必要
実験結果

(↑はSteam Deckで実験した結果のスクショ。Steam Machineでは実際に試していないけど、同じ結果になるはず)
フォントサイズが大きくなるにはなったものの、MangoHud側の不具合で表示が重複してしまう。これ自体はつい数日前に修正されたのだけど、まだ新バージョンとしてはリリースされていない。
この方法でどうにかなることは確定したので、MangoHudの新バージョンが出るまで待つことにした。
強いて言えば、モニター解像度を4Kから下げたくなった場合は手動でこの設定を戻す必要が生じるのが欠点と言えば欠点だけど、まあそうそう下げることは無いだろうから、気にしなくて良いだろう。