Rain World Rivulet初見プレイ気付きメモ(#1)

kana
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(※ネタバレを多く含みます。Rain Worldをプレイする予定がある人は見ない方が良いです)

ゲーム開始前

Downpourの新キャラに挑み続けて残るはRivuletとSaintになった。Saintは最後にアンロックされるので、今回はRivuletでゲームを開始。Artificer → Spearmasterと戦闘を強いられるキャラが続いたので、Rivuletは比較的平和な世界だと思いたい。

Breathes underwater, and moves through the world with ease. These adaptations are essential, as you'll be pitted against a world of increasingly frequent floods, where time is of the essence.

……思いたかったのだけど、既に不穏な説明文が。敵の配置が比較的平和だったとしても、この説明文からすると

  • サイクルの時間が短くなってそう

  • なんならシェルターの不調で本来のサイクル開始前に叩き起こされる事故(Precycle)の発生確率も高くなってそう

ということは想像に難くない。実際のゲームはどうなることやら。

ゲーム開始直後

上方で爆発音が鳴って少ししてからScavengerとRivuletが落ちてきた。Scavengerは既に死んでいたが、Rivuletは気絶していただけで、直ぐに水中で動けるようになった。

背景の感じからしてDrainage Systemからのスタート。確かに水中での動きを強いられるリージョンだけど、よりによってここからか……(Rain World初プレイ時にMonkでOutskirtsからDrainage Systemに入ってしまい、長時間抜け出せなくなったトラウマが残っているので、以後全然近付いてない)

この時点で試して分かったこと:

  • 泳ぎが明らかに速いしスムーズ。水中でもかなり長く息が続く。説明文にあった通りとはいえ、実際にプレイするとあまりの性能差にびっくりした

  • 明らかに移動性能が高い。走る速度は速いし、ジャンプ力もある。結果として普段なら届かないような距離の足場やパイプに届いたりする

  • 肉食ではない。Scavengerの死体は食べられなかった。Blue Fruitが1点分だったので、食料事情に関してはMonkやSurvivorと一緒

また、オープニングの演出からして、Artificer程ではないにせよ、Scavengerとの仲は良くなさそう。

少しして気付いたけど、サイクルの時間が矢張り短い。最初のサイクルは7ドット分 = 3分30秒だけ。これはびっくりした。幾ら何でも短過ぎでしょ。他のキャラの半分も無いじゃん……

移動性能の高さを駆使するのは当然で、更にマップを或る程度は暗記しておく前提の難易度設定な気がする。戦闘を強いられなさそうなのは良かったけど、これはこれで難しいわ。

なお、最初のサイクルで入ることを想定されているであろうシェルターを通り過ぎてしまって、ものの見事に溺死した。息が長く続くせいで、どうしようもない状況で諦めようにも実際に溺死するまでにそこそこ時間が掛かるのは欠点かもな……

Drainage System

Drainage Systemは初回プレイのトラウマで原則近寄ってないので、Downpourでの変化がどれくらいあるのか全く分からない。

取り敢えずチュートリアルエリアで想定されているであろう進行方向を敢えて逆走して上の方へ向かうと直ぐにゲートを見つけた。ただ要求カルマ5な上に何処へ続くのか謎。

Scavengerは予想通り割と敵対的だった。威嚇行動を取ってくる個体は多いし、問答無用で攻撃してくる個体もいた。

道中、あまり見たことのないLizardの個体を見かけた。Green Lizardにしては細いし長い。過去のプレイでもPrecycleだと見かけたことがあるので、水辺に居るタイプの新種なのかな。性能は不明。

気になったのはやたらとキノコが生えていること。もしかしてキノコによる加速で次のシェルターへ向かい易いようにしてるのかも? ただこれはチュートリアルエリア限定の救済措置だと思うので、この先ではこんなに生えてはないだろうな……

Outskirts

運良くOutskirtsへのゲートを早めに見つけられたので、とっととDrainage Systemからはおさらばした。

まず気になったのはマップの思い出し具合。MonkやSurvivorのスタート地点(スクショの位置)を逆走した先は空白になっていた。

同じリージョンでも時代が違うとマップも違う場合があって、その場合はその時代のマップなら思い出せる挙動になっている。これまでの周回でOutskirtsはどの時代のSlugcatでも共通のマップだと思っていた。なのに過去の集会で見たはずのスクショ位置の左側が空白なのは意外。どういうことだ……?

敵の配置はやや厳しめ。Cyan Lizard 3匹にCaramel Lizard 2匹に追われた時は笑ってしまった。ただ移動性能の高さで割と逃げようはある。

早速Precycleが起きた。Precycle特有の敵の配置はあるけど、実際にサイクルのタイマーが回り始めるまでかなり時間の余裕があるので、或る意味ではボーナスタイムなのかも。

Industrial Complex

Chimney Canopy行きゲートに向かう途中の通路は厳しめの敵配置になっているのが通例だけど、Rivuletの場合はこんな感じだった。

とっととChimeny Canopyに向かってしまったので特に面白い発見は無かった。

Chimney Canopy

矢張りPrecycleの発生確率は高そう。実際どれくらいの確率なんだろう?

移動性能の高さを実感したのはこういう足場。普通なら溜めジャンプしないと隣の足場に届かないけど、Rivuletなら普通に走ってジャンプするだけで余裕で届く。

The Exterior

マップの思い出し具合に差は無かったので、ここは今まで通りっぽい。

Rivuletのサイクルの時間の短さを考えると、精密なプラットフォーミングが求められるUnderhangルートは無謀だったので、敵の配置が平和なことを信じてThe Wallルートを選択。

Precycle 3回目。多い。

中間ポイントの敵配置はOrange Lizardの群れだった。ここがCyan LizardだったらUnderhangルートにするかどうか結構悩むところだった。

敵配置が易し目かつPrecycleによる余裕から、The Wall登頂は結構簡単だった。

気になったのは頂上の背景の色味が普段とはやや異なること。スクショ1枚目はRivulet、2枚目はArtificerの時に撮ったもの。どちらも中間のシェルターから出発して直ぐに撮った。明らかに色味が違う。

プレイ中は「もしかして朝焼けみたいな光景なのか?」と思っていたけど、そうだとしたら上の方の空が青いのは変。どちらかというと、地表が汚れているからこういう色なのでは?

SpearmsterでLooks to the Moonの外周を探索した時も空の色味は変だったので、汚れが多いという意味では共通と言えそう。

Iteratorは大量の綺麗な水を循環させる必要がある機械。FPもLttMも地下水頼りだったはず。なのに地表が汚れているように見えるということは、つまり……?

Five Pebbles

タペストリー地帯は特に変わり無し……かと思いきや大違いが。スクショの時は高所からの落下でスタンした。ここで落下スタンが起きることは無いはず。何故なら下に行くほど無重力状態に近付いていくから。なのに今回は重力が普通に効いている……

決定的だったのはFPの部屋への直前。こんなところにRotが。Unfortunate Developmentならまだしも、中枢近くのここにRot?!

ここまでの差異からRivuletが今までプレイした中で最も未来の時代を舞台にしていることが確定した。FPが崩壊していなければこうはならない。

Five Pebbles……! お前……!! この部屋に入る前に予想は付いていたけど、実際に目の当たりにすると悲しいな……

しかもここで気付いた事として、Rivuletは最初からMark of Communicationを持っていた。独特の性能も加味すると、RivuletはSpearmasterと同様に他のIteratorが遣わした存在なのか、それとも偶然ここに辿り着いただけなのか。

FPの話は以下の通り:

...

Is this some kind of joke?

I have seen your kind here many times before. To each I have paid little attention. I have given them direction, and my wisdom.

Yet here you stand, another small beast on the floor of my chamber.

I have nothing to offer you that you do not already have, nor am I in a state capable of doing so. I cannot help you. I cannot even help myself.

...

Always that same blank expression...

Familiarity is a comfort I suppose. Through whatever chittering or foolish dances your kind uses to communicate my existence... It is clear all of you are quite tenacious, to make the pilgrimage to me is no easy task. Even more so through my structure in its current state.

...

I can offer no gifts. Nor can I be saved or forgiven for what I have done.

If you and your kind choose to meddle in the affairs of passing gods, then I will give you my only request.

Deep within the core of this structure is an energy rail that distributes incredible power. This power is drawn from a mass rarefaction cell. Even in my state, a single cell should be enough to help.

l ask you this: Remove the cell from its chamber, and bring it far to the east. To a friend... if she is somehow still alive.

Once the cell has been removed, my structure will begin shutting down. The pumps that allowed me to flush the decay from my conduits will stop, and I will slowly die.

I cannot run away from my mistakes forever. There is nothing else that can be done now. Please, do this for me.

I've made my choice.

なるほど……こう来たか……

これはSpearmasterを先にプレイして良かったかも。Spearmasterのストーリーは「LttMの運命を変えることはできないものの、LttMの言葉を最後に届けることができた」という意味でハッピーエンドだと思っていた。そこに来てRivuletのストーリーはFPの意思を受けてFP自身のパーツを用いてLttMを救いに行くということになる。もしかしたらLttMの最後の言葉できっかけでFPはこの決意をしたのかも知れない。これはこれで熱い……!

FPの隣に濃い紫のPearlが浮いていたので掴んでみたら追加で話を聞けた。

That pearl is an old keepsake from times long past. It encodes a recording of a short hymn that was popular among the inhabitants of my city.

It is a small comfort that helps drown out the solemn ambiance of the surrounding facility, and at best gives some remembrances of better times.

It's not much, but I don't have a lot to occupy my time with anymore...

実際、このPearlを掴んでいるとBGMが止まり、話すと再びFPの隣で浮いてBGMが鳴り始めた。

この感じだと本当にこれだけの品に過ぎないだろう。これを奪ってLttMに持参すると面白いかも知れないけど、流石に惨酷なので止めた。

この後、元来た道を引き返そうとしたら全然できなくて困った(この時点ではゲート通過直後のシェルターに後から入ろうと思ってたのでセーブできてなかった)。重力は弱まってるけど、シビア過ぎてパイプに届きそうで届かない。足掛かりになる右の壁はRotが付いてるので下手すると吸い込まれそうだし……

よくよく画面を見ると右上と左下に三角のアイコンが見えるので、この部屋はいつもと違って崩壊しつつあるから広くなっている。なのでここは左に進むのが想定ルートなのが分かった。

が、Rivuletの移動性能の高さが仇となって速攻でRotに吸い込まれた。

...

Well then...

Another ordeal to add my running tally of bad luck...

不幸中の幸いは、ここで死ぬとFPのコメントが聞けたこと。

リージョンとしてのFive Pebblesは全く別物になってるから、ShorelineとWaterfront Facilityみたいに名前も変わってるのかと思ったら……The Rotって。

次にやること

今回は結構サクッとFPに会うところまでは行けたので満足。サイクルの時間の短さにはびっくりしたけど、ArtificerやSpearmasterの敵の配置の厳しさに比べれば全然楽。

次はやばい状態になってるFP内部を探索して目的の品を見つけること。しかし……FPは平時でも広いのに、それが半壊してRotが大量に発生しているとなると、一筋縄ではいかなさそう。

@kana1
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