Rain World、これまで以下の順番でストーリーをクリアしてきた:
Monk (Downpourリリース前)
Survivor
Gourmand
Artificer
Spearmaster
Rivulet
Saint
残るはHunterのみ。最後の締めとして挑戦した。
事前知識
槍を1本背中に背負える
若干移動速度が速い
槍の威力が強そう
他のSlugcatと違って過ごせるサイクル数が有限(成功サイクルを積み重ねると減っていく。多分残りサイクル0で死ぬと本当にゲームオーバーになる = パーマデス)
スタート地点がFarm Arrays
スタート時に特殊な緑色のNeuron Flyを手に持っていて、特殊なPearlが胃に入っている
この辺りは昔(Vanillaの時代に) Rain Worldのスピードランの動画を見たことがあるので知っている。とはいえ未プレイなので実際にどんな操作や効果なのかは分からない。
ルート選定
Farm Arrays (Echoは無視)
Sky Islands (Echoに会う)
Chimney Canopy (Echoは出現させたまま無視)
The Wall (まだEchoは無視)
Five Pebbles
The Wall (このタイミングでEchoに会う)
Chimney Canopy (Echoは出現させたまま無視)
Sky Islands
Farm Arrays
Subterrenean (Echoに会う)
最短ルートでエンディングを目指すことにした。Gourmandと同じならFive Pebblesもカルマ上限を上げてくれると思われるので、このルートでカルマ上限10は十分達成できる(もし上げてくれなかったらCCのEchoに会えば良い)。Downpourの追加Slugcatみたいに各リージョンに大幅な違いがあることは流石に無いはずなので、寄り道・観光は一切しない。
緑色のNeuron FlyをLooks to the Moonへ運ぶのはやりたいけど、今回はやらないことにした。敵配置がArtificer並みに厳しいと予想される中を戦闘苦手マンが西へ東へと遠征していたら、何度一からやり直す羽目になるか分からないので……
Chimney Canopyの上層はEchoを出現させておけば安全に進めるので、ここのEchoには敢えて会わないでおく。上層のギャップで何度落下死したか分からないし、HunterならVultureが沢山出てきそうだから事故死の可能性も高いので。
Farm Arrays (往路)
という訳でゲーム開始。Saintで2周した今ならここがSky Islands行きのゲート近くだということが分かる。
胃に入っているPearlの内容は気になるけど、それはRain World Wikiで見ればよいので、Pearlはその辺に投げ捨てた。
一先ず光源確保の為にNeuron Flyを食べようとしたら、これは流石に重要アイテムなので胃に仕舞う形になった。
なお、この次の部屋で早速中サイズCentipedeにやられて前途多難の幕開け。
Sky Islands (往路)
Farm Arraysのスタート地点からSky Islandsへと入ってEcho出現場所を一回訪問し、そのまま最寄りのシェルターへ……と思ったらYellow Lizardの群れ + White Lizardに囲まれて死んだ。こんな調子でやられていたら残りサイクル数が幾らあっても足りないのでは……(そしてスタート地点からノーセーブでここまで来たのでスタート地点からやり直す羽目になるという……)
この次はFarm Arrays〜Sky Islandsのゲート部屋のシェルター(SI_S03)でセーブしてカルマ5にしつつ、Echo出現条件を満たした安全な状態で上方のシェルター(SI_S04)で更にセーブした。これならYellow Lizardの群れを二度と見なくて済むので。
Sky IslandsからChimney Canopyへ向かう道中は3回くらい死んでしまったけど何とかなった。Lizardも一対一の状況なら或る程度落ち着いて対処できるようになってきたのもある。予備の槍が背中にある安心感も大きい。
また、今回は初めてLizardの喉に槍を刺して仕留めることができた。まぐれだけど決められて嬉しい。
Chimney Canopy (往路)
Sky Islands寄りのシェルターで一旦セーブ……と思ったらアクシデント発生。Slugpupを発見してしまった。Gourmandのfood quest達成後に出現し得るとは知っていたけど、実際に発見したのは初めてだったのでびっくり。
ただでさえ厳しい事が予想されるHunterのゲームなのに、更にこの仔の面倒を看つつ進めるのは無理だよなぁ。それに、初遭遇なので具体的な挙動やら性質やらが全く分からないのも難点。
とはいえ、折角会えたことだし、駄目元で一緒に冒険することにした。或る程度試行錯誤して分かった特徴は以下の通り:
Grabボタンで掴める(片手持ち)
掴んだ状態でThrowボタンを押せば投げられる(Blue Fruit等を投げる時と同様の感じ)
掴んだ状態でGrabボタンを押し続けるとおんぶできる(押し続ける時間はかなり短めで、操作感としてはHunterで槍を背負う時と同じ)
おんぶした状態でGrabボタンを押し続けると片手で掴んだ状態に戻る(両手が塞がっているとおんぶ状態から降ろす事はできない)
満腹度ゲージは2+1
食べられるものはMonk/Survivorと同様っぽい
Batflyや小さいCentipedeくらいなら自力で取って食べる。小さいCentipedeの方は殺してから死体を投げて与えた方が確実に取って食べる
Popcorn Plantの近くにいると自動で取って食べる。これはおんぶ状態でも起きる。逆に、他のものはおんぶ状態だと勝手に食べたりはしない
基本的にプレイヤーの後を追ってくる。飛び越えられない段差やギャップに阻まれているとその場に留まる
ガラクタや槍を持てる。2個のアイテムを持てるかどうかは不明
プレイヤーが敵に襲われていると助けようとする(槍を投げたりする)
おんぶできるなら話が早い。基本ずっとおんぶで過ごして、Hunterなら無視する食料を安全なタイミングで与えれば良い。なので思ったより面倒を看るのは簡単そう。
……いや、そうでもないな。 この仔を常時おんぶするということは、背中に槍をストックできないということ。Hunterのメリットを一つ潰すことになる。でもここで偶然会えたなら、やるしかねぇ。
そうして仔連れで冒険開始したところ、早速異常に気付いた。どうやらHunterならEchoの出現条件は緩いらしい。恐らくEcho出現場所への初回訪問は不要になっている。Sky Islandsの時に通常の初回訪問時のエフェクトが出たのはカルマ不足だったからだろう。
しかもEcho出現ポイントへの分岐部屋でKing Vultureが昏睡してた。よりにもよってこの狭い足場で寝落ちって。Echo出現場所近くは全ての生き物が昏睡状態になるのは知っていたけど、流石にこの状況は初めてでびっくり。
とはいえこのチャンスを見逃す訳にはいかない。マスクを剥ぎ取ってThe Wallへ。ゲーム開始直後は幸先が思いやられる感じだったけど、ここに来てこの豪運。これはイージーモードになったのでは?
The Wall (往路)
数回死んでしまったけど、逆に言えばたったのそれだけでThe Wallを登り切れてしまった。Vulture Maskの力は偉大。
雨の影響を受ける境目のポイント = 球状構造物とそのブリッジの部分は予想通りCyan Lizardが居たものの、体感としては数は控えめだった。恐らく2〜3匹。Artificerの時は5体も居たので、Hunterでも同程度の数を覚悟していたのだけど、思ったより少なくて良かった。
Five Pebbles
部屋に入ると直ぐに宙吊り状態にされて、胃に入れていた緑色のNeuron Flyを取り出された。Spearmasterと似た展開だけど、随分穏当。
Let us see what you have here.
Eleven... no sixteen! Sixteen slag reset keys.
I've seen several before, but one or two will be useful.
However, it seems this delivery was not intended for me. Everything suggests it was tailored for the specific predicaments of a friend of mine.
Her name is Looks to the Moon, and her state is considerably worse than mine. She's a short distance to the east of here - much shorter than customary. A circumstance that has led to some difficulties between us.
I am not without responsibility for her situation. It would only be suiting that I aided in this... rescue mission. As other endeavors have proben futile, I'm not ashamed to admit I've become more invested in day to day matters.
I will do what I can to assist you.
Unless you are aware, you are not well.
I was not a medical facility even when the equipment was functioning, but I will attempt to do something to buy you a little time.
You do not have much time. It is admirable what you choose to do with it.
Send my regards.
FPの話は上記の通り。この話から時系列がSpearmaster → Artificer → Hunter → Gourmand → Monk/Survivorとなっている事が分かる。
また、残りサイクル数を+5してくれた。この時点では特に明確な表示は無かったものの、カルマ上限も+1してくれていた。
緑色のNeuron Flyの役割はRivuletの時に知ってしまったので特に驚くところはなかった(RivuletがLttMのエンジンを再稼働させた後、Yellow Overseerの投影する画像にそれらしきものがある)。
その後は手早く光源の為のNeuron Flyを確保してシェルターへ。この時、もしやと思ってSlugpupにNeuron Flyを与えたところ、Slugpupも光るという事が分かった。
このタイミングでSurvivorのPassageを達成した。ここで気付いたのがPassageを使わせてくれないということ。この制約はSaintと同様。そこまで厳しくしなくても……
Passageが使えるなら当初の方針を変えてShorelineへ向かうことも考えたのだけど、使えないなら無理してもしょうがないので諦めた。
なお、Saintの場合は達成済みのPassageのシンボルが画面左下付近に表示されていたけど、Hunterの場合はそれすら無し。
The Wall (復路)
Echoに会って高速落下してお仕舞い。1回事故死した。
Chimney Canopy (復路)
ここも右から左へ高速で通り過ぎてお仕舞い。Echoは予定通り無視。
Sky Islands行きゲート近くのシェルターで一旦セーブ。ここから先は事故死が多発しそうだし、残りサイクル数には全然余裕があるので、こまめにセーブする事にした。
Sky Islands (復路)
Sky Islandsも最初に来た道を戻るだけなので直ぐ……と思いきやそうもいかなかった。Sky Islands → Chimney Canopy (左から右へ)と進む場合、スクショの箇所は溜めジャンプとガラクタ投げのブーストで何とか渡れる。逆方向(右から左)はSquidcadaを使わないと無理。もしくはthrow-boostingで右のギャップを渡った後、左の上の足場の側面に槍を刺すとか……?
Squidcadaを使うとVulture Maskを手放す事になり、それは事故死多発でパーマデスを起こしかねないので避けたい。となると別ルートを見つけないといけない。一体どこから……?
正解のルートを見つけるのに苦労した。Pipeyard方面に近いシェルター(スクショ1枚目)の上側のパイプを通り、高い塔(スクショ2枚目)を登り、その先の横長部屋を左へと進んでいくと問題の一方通行ギャップの左側に出る(スクショ3枚目)。
何度か事故死したものの、この時点でカルマ上限9なので余裕。
事故死した結果としてSlugpupが敵を攻撃する姿が見られたのが収穫(スクショはHunterを殺したDropwigの仇撃ちをしてくれた図)。
Farm Arrays (復路)
Rain Deerがなかなか現れない + 現れても乗れないコンボを早速決められてしまった。
仕方がないので今まで通ったことのない水路部分に挑戦してみたけど、ここは構造的にRivuletでもない限り息が続かなくて実質使用不可では?
その次の挑戦では時間は掛かったけど何とかSubterranean寄りのシェルターまで辿り着けた。
シェルター付近の部屋は危険な敵が配置されてやいないか不安だったけど、実際には特に居なかった。
Subterrenean
谷底へ降りる際の分岐だけど、折角なので今まで使ったことのない右へ進んでみた。
洞窟→地下湖→洞窟と続いて最終的にFilteration System行きのパイプ近くのところに出た。
地下湖はMonster KelpにSalamanderが居て事故死し易そうだったけど、そこさえ越えればゴール近くに出るので、こっちの方が実は簡単かも知れない。谷底分岐の左から進むと更に下へ降りること事態が難しいからな……
地下湖にはアルビノのJetfishも居た。細かい。今回のプレイでは無視したけど、後から考えるとここから先はそんなにVulture Maskの恩恵が無いので、Jetfishを捕まえて地下湖を高速移動する方が楽だったかも。
Slugpupを抱えてDepthsまで来れたので、一緒にascensionできるか進んでみたものの、最後のGuardianに妨害された。
最初はSlugpupをおんぶしていたのでHunterとSlugpupが一緒に吹き飛ばされたけど、Slugpupを降ろした状態で試すとSlugpupだけが吹き飛ばされた。どうやら仔はまだカルマが足りないらしい。ここまで一緒に冒険してきたのに、こんな形で別れるとは……
後はいつも通り。強いて言えばVoid Wormに会うまでの過程でHunterが金色に縁取られているように見えたけど、何か意味のある演出かどうかは不明。
エンディング
最初の2枚はMonk/Survivorと同じだけど、その後が変わっていた。野生で暮らしていたMonk/Survivorと違い、HunterはIteratorの誰かからLttMの救助要員として遣わされた存在なので、こういう差異があるのは予想通り。
しかし最後に仄めかされたIteratorらしき姿は誰なんだ? Hunterの様子から、これはHunterの心象であって、ascension後に見た光景ではないはず。
Hunterが最初に持っていたNeuron Flyの色が緑。Iteratorらしき姿もアクセントの色が緑。FPやLttMを手助けするような立場だとすると、No Significant Harassmentかな。Spearmasterの時に見たLive Broadcastの発言色もNSHは緑なので一致する。
結果
3時間半弱でクリア。もっと苦労するだろうと思っていただけに、意外とあっさり終わってしまった。これまでの経験から最短ルートを組み上げたことと、何よりChimney Canopyで運良くKing Vultureの仮面を取れたことが大きい。仮面が無ければ事故死頻度はもっと高いはずで、パーマデスしていてもおかしくない。
真っ当にプレイした場合、事故死が続く→ゲートを通過できなくなる→カルマ上げで寿命が縮む→より遠くのシェルターを選んでセーブしないといけなくなる→そのせいで事故死の確率が跳ね上がる……と悪循環に陥りそう。LttMの救助に向かうなら尚更。敵の強さ以上に計画を練ってプレイしないとかなり難しいはず。なのでかなりのハードモードということは実感できた。
次やること
これで全てのSlugcatを一通りクリアできた。目標としていたことが達成できたので満足。
とはいえ、ここまで来ちゃったら全実績達成をやっても良いかな。Steam版で未達成のPassageは幾つか残っているけど、これは簡単に終わるはず。どちらかというと、全実績達成の為にはExpedition (のQuest)とChallengeを全制覇する必要があって、これが難関そう。果たして気力が保つかどうか。