3月7日(木)

kanakoisberry
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某新聞社との兼ね合いがあったが、やっとサービスリリースをすることができた。話を聞いてから今日に至るまで紆余曲折ありすぎたが、無事にできて安心した。多分みんな同じ気持ち。リリース完了の報告スラックのスタンプ欄が賑わっていた。プレスリリースの予約配信をして退勤。

twililightに19:20頃に到着。ギリギリでひやひやした。今日は大崎清夏さん、阿部海太郎さん、nakabanさんによる個展&出版記念イベント。大崎さんにお声掛けして、着席してぼんやりしていたら、日記WSで一緒だったMちゃんが少し前のあたりで着席しようとしていたので、名前を呼んで手を振る。店主・熊谷さんのご挨拶、3人のトークを経て、朗読、ライブペインティング、演奏のパフォーマンスが始まる。目で文字で追うのとは全く異なる情報の入り方。教習期間の日記はWS期間に読んでいて内容を知っていたのに、まるで別人の顔をしていた。感覚に身を預けて、この場で共鳴しあう演者とその目撃者の一部になれたことは幸運だった。そもそも人数が限られていたので、定員前に申し込めた時点で幸せな夜になることは確約済だったのだ。

パフォーマンスが終了してお開きムードになってから、大崎さんのもとへ行き、買ったばかりの本にサインをしてもらう。名前は漢字表記でお願いした。WSではカタカナ、ラインはローマ字表記なので私の本名は学生時代からの付き合いがある人、仕事関係者以外には知られる機会がほとんどない。文学フリマの話をして、Mちゃんと一緒にお店を出て、途中まで一緒に帰った。大崎さんが日記WSのファシリテーターでなければ私たちは出会わなかっただろうし、ZINEを作ることも、文学フリマに出ることも多分なかった。あの夏の予感と勢いが与えてくれた今に感謝しかない、と思いながら玄関のドアを開けた。