宇多田ヒカルの『何色でもない花』にやられている。イントロの2音目くらいからもう、大好きだと思う。宇多田世代なのに当時はあまり聴いていなくて(むしろ苦手意識すらあった)、大人になってから「宇多田ヒカル、いいな」と思うことが増えていった。何年か前の『君に夢中』にも文字通り夢中になっていた。当時、好きになりかけていた人がいて重ね合わせていたからかもしれない。曲を聴いて思い出す人は何人かいるが、大半は今後の人生でも交わらない人だ。それでも、私も、あなたも、宇多田ヒカルも、この時代の住人なのは変わらない事実。
次から次へとやることが舞い込んできて、私はもう、年度末の波乗りサーファーと思うようにした。帰宅して手を洗って台所に直行し、半端なひじきをたまご炒飯にしてお弁当箱に詰める。お弁当が炒飯だとテンションがあがる。明日のお昼がすでに楽しみ。副菜は菜花のおひたし、赤蕪の甘酢漬けで彩りがキレイ。