2月23日(祝・金)

kanakoisberry
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吉祥寺シアターまで、マームとジプシーの『equal』を観に行く。用事がなかったら家で過ごしていたいくらいの寒さ。弱くて冷たい雨がだらだら降り続けていて、こういう雨が一番厄介だなと思う。吐く息が白い。

入場待ちをしていたら声をかけられ、顔を合わせるとRさんだった。こんなところで会うなんてー!と少し言葉を交わす。整理番号28番で早めに入場できたので、真ん中あたりの席に座ることができた。座席指定がない舞台は久しぶりかもしれない。入口は普通なのに、出口は複雑なのがマームの舞台。一瞬たりとも気が抜けない。藤田さんは長野出身だと思っていたが、劇中の地名を聞いて北海道出身であることを知る。誰と勘違いをしていたのだろうか。いくつも印象的なセリフがあって、頭の中で反芻していく。ここ最近、自分が考えていたこと、感じていたことが目の前で言語化されていて、久々に感情の共有ができたことに嬉しくなる。後半は時事性を強く反映させた言葉たちが舞台を舞っていた。隣の方はすすり泣きをしていた。

すごいものを観たなあ、という余韻に包まれながら、近くの山ギアのお店へ。昨年、誕生日プレゼントをもらったTへのお返し。迷いに迷って、山小屋やキャンプで使えそうな靴下を購入。結果的に靴下返しになってしまった。あとは行動食か近所のコーヒー屋さんのドリップパックを添えたい。Tとは昨年初めて2人で飲んで楽しくて、そのあとSを交えて3人で飲んで、4人でも飲んで、2人で歩いているときにまた2人でごはんに行こうとなったけど、なかなか実現しなかった。そもそも予定がわかり次第また連絡すると言って連絡がない時点で多分どうにもならない。けれども、お礼はちゃんとしたかったし、また会って話がしたいと思った。これから進展させることは難しくても、これを渡すことで私なりに区切りをつけたい。