ZINEに載せる日記のうち、1つがセンシティブというか非常に踏み込んだ内容のものがあり、どうするか悩み続けた結果、少し手直しをして載せることに決めた。自分が書いたもので人を傷つけたくはない。けれど、これは私の日記なのだ。私の感情や思いが優先されて然るべきなのだ。日記の面白さはそこだと思うし、距離を置いている人のことをそこまで気にする必要はないはずだ。当人はおそらくZINEを手に取らないとは思うが、読んだら自分のことだとわかる内容なので傷つく可能性はあるかもしれない。けれど、私が一連の出来事を通じて相当なショックと寂しさを感じたのは事実なのだ。「深い仲は必ずしも双方向ではない」という言葉について、ワークショップで話さずにはいられなかったエピソードだったのだ。