4月になったので1月から3月に読んで面白かった漫画メモ。最近始まったものと言うわけではなく、自分が読んでなかっただけというのもある。
ありす、宇宙までも
目指せ!日本人初・女性宇宙飛行士コマンダー !!容姿端麗で人気者だが、言葉が拙く日々の授業にもついていけない女子中学生・朝日田ありす。彼女が出会ったのは、孤高の天才・犬星くんで…?「おれが君を賢くする。」一人の少女が日本人初の女性宇宙飛行士船長になるまでの物語――
2024年のおすすめマンガ系の情報でよく聞いたので読んだらめちゃ面白かった。そしたらこの前マンガ大賞2025で大賞をとっていた。おめでとうございます。
前向きで素直なありすが犬星と出会ってどんどん成長していく姿、犬星くんもまた色々と抱えているんだろうけどありすと関わる事で変わって行く。二人の成長や関係性が素敵。14話の「犬星の本棚」が名エピソードすぎて泣いた。
盤上のオリオン
『四月は君の嘘』新川直司、最新作! 「対局料はギムレット一杯よ」 将棋の神童・二宮夕飛は、かつての輝きを失い連敗を重ねていた。そんな時、バーで将棋を指す少女・茅森月と出会う。横暴、ワガママ、破天荒な月だったが、その将棋は鋭く自由、「神様に選ばれた将棋」そのものだった――。才能ひしめく将棋界を舞台に、少年少女の心揺さぶる物語が幕を開ける! バーから始まる、将棋×青春×ラブストーリー!!
4月は君の嘘の頃から変わらず描写や世界観がキラキラしてておしゃれでめっちゃ青春漫画という感じ。キャラクターの心理描写が丁寧で、セリフがいちいちおしゃれだったり、読んでて新川先生と言ったらこれだよなとなってる。
路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜
変人なのか仙人なのか?一見サエない会社員「藤井」が「幸せ」の定義を覆す?!
職場では目立たない地味な中年男性。仕事はちゃんとするけれど、ムダ口は少ない。定時になればドライに消える。職場飲みにはそもそも声がかからない。どちらかというと陰で後輩に(ああはなりたくないな…)と思われてそうな男、それが「藤井」。だがちょっと待て。(どんな育ち方してきたんだろう?)( 友達や彼女っているのか?)( 休日は何してるんだろう…? )ふと気がつくと、あなたも「藤井」のトリコになってしまう……言葉にしづらいこの感情を、『リボーンの棋士』作者が鮮やかに切り取る幻惑の人生劇場!
特に大きな事件が起こったりするわけではなく、藤井の日常をベースにすごく淡々と進んでいく漫画だけど、藤井の生き方や考え方、それによって少しずつ周りも変わっていったり、気づいたら気になって読んでしまう不思議な魅力。リボーンの棋士も面白かったので納得。
ちはやふる plus きみがため
『ちはやふる』待望の続編ストーリー、開幕!! 舞台は千早たちが卒業したあとの瑞沢かるた部。競技かるたの高校全国大会優勝を目指す長良凛月(ながら りつ)だけど、千早や太一が抜けたあとの瑞沢はA級選手がたった一人で…。ひたむきにかるた、そして人生に向き合う凛月と、仲間の成長物語!
ちはやふるの続編やってるって知らなかった。ちはやふるで完璧な終わりだったろという気持ちもあるけど、やっぱり続編が読めるのは嬉しい。やはり名言とかハッとする言葉が多い
チャックび~んず
強も運動もまるでダメ、いいとこ無しの高校生・ショースケ。そんな彼のもとに、豆型ロボット「チャックび~んず」が未来からやってきた!お決まりの展開で同居スタートかと思いきや、ショースケはび~んずを家に入れない...!鳩胸つるんが贈る、ド定番をブチ破るSF生活ギャグ漫画!
接客無双の鳩胸つるん先生の新作という事で、相変わらずギャグがぶっ飛んでてめちゃ面白い。この設定でロボットや未来の道具が受け入れられなくて全然使ってもらえない展開で毎回笑ってしまう。
ウィッチウォッチ
鬼の力を持つ高校生・乙木守仁は、古い盟約に従い魔女で幼馴染のニコと同居することに!! 魔女修行から戻り、幼馴染との再会にときめくニコだったが、守仁には、予言された災いからニコを守る使い魔としての使命があり…!? “ドジっ子”ニコが突飛な魔法で、回避不能なトラブルを巻き起こす――!! 奇想天外! マジカルコメディ開幕!!
最近は本誌をあまり読まないので読んでなかったけど、ジャンプラでボーナスコインである程度読めるのを知ったので読んだ。スケダンも彼方のアストラも大好きなのでこれもやはりハマった。魔法を軸にしたコメディなのでどちらかというとスケダンに近くて相変わらずの面白さ。
たまに真面目回が続くのも同じ。それがまた良い話っていうのも一緒で、日常回で散りばめた伏線を回収しながらストーリーに組み込んでいくの天才すぎる。
あかね噺
幼い頃、父の魔法の様な落語に魅せられた朱音は、父のある一席を機に自身も噺家としての道を歩み始める。17歳になった朱音が目指すのは落語界の最高位「真打」になること――。一流の技量を習得するため、様々な試練が朱音を待ち受け…!? 新生落語ヒロイン、ここに誕生!!
M-1で立川談志がテツandトモに対して「お前ら、ここに出てくるやつらじゃないよ。」とコメントしたエピソードについて去年末にちょっとバズってて、その中であかね噺でも同じようなエピソードがあるっていうのをどこかでみて興味を持ったのがきっかけで読んだ。
1話がめっちゃよくできててそれだけでもっていかれた。落語をテーマにした漫画がこんなに面白いとは…。落語の話だけど「努力・友情・勝利」がかなり入っててすごくジャンプしてる。キャラクターの魅力もすごい。