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        <title>kaneko_tamaki - しずかなインターネット</title>
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        <description>kaneko_tamaki さんの記事一覧のRSSフィードです</description>
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            <title><![CDATA[安全という支配／退出としての自由]]></title>
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            <pubDate>Sun, 08 Feb 2026 07:10:05 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[映画『マーズ・エクスプレス』において火星都市ノクティスは、人間とロボットが調和して共存する未来都市として描かれる。 そこには平穏で合理的な社会が成立している。
秩序の根底にあるのは、人間優位を前提とした制約設計だ。 ロボットはサイバネティック禁令によって縛られ、自由意思は尊重される権利ではなく、設計上排除された例外として扱われている。
ここで描かれているのは、倫理が失敗した社会ということでなく、む…]]></description>
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            <title><![CDATA[わたしの滑稽]]></title>
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            <pubDate>Sat, 01 Mar 2025 02:06:38 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ゆびさきからすべりだすようにして、体温が逃げていく。甘やかな熱。
あなたのまなざしは、いま誰のものだろうか。面と向かって大好きと口に出すことは一度たりとてなく、一瞬一瞬を、大好きだと思いながら追い続けた。
この言葉が私に向けられたものならいいのにと何度、思っただろう。どんな呼び方もふさわしく思えないほど、あなたの存在がわたしには必要でした。
皆、恋を卒業して何度目の春が来る。懐かしいこと…]]></description>
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            <title><![CDATA[ソフトランディング]]></title>
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            <pubDate>Sat, 01 Mar 2025 01:58:42 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「タイムマシンで一緒に未来から来た子がいるんだ。でもはぐれてしまった。」
彼女と出会ったのは、時空の狭間をさまよっているときだった。彼女は、別の世界から来たかのような、まるで空理の中を彷徨うような静謐な雰囲気を纏っていた。
彼女と言葉を交わすたび、世界から遠ざかっていくような感覚に襲われた。自分の細胞の奥底に眠っていた欲望が、呼び覚まされるような感覚。
彼女は、いつも密やかな笑みを浮かべていた。ま…]]></description>
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            <title><![CDATA[ルックバック]]></title>
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            <pubDate>Sat, 01 Mar 2025 01:52:31 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[海袖でスカートを絞り、帰り支度をする。
あの日のきみの姿を、くっきりといつも思い出せる。忘れることの自由を諭されどもなお、忘れないことの不自由を生きるということを無自覚に迎え入れ、その選択の果てに、わたしの心というものが確認された。　
足下では実像なる季節変わりの顛末として、濡れた空気がぼてつきながら地を這っている。ころぶかもしれない、気をつけてと言う人もおらず、きみは陽気なものだった。
取り戻せ…]]></description>
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            <title><![CDATA[魔法は全て気合と気持ちの問題]]></title>
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            <pubDate>Sat, 01 Mar 2025 01:52:16 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[いいこと教えてやる。
ひとつのものを長い間想い続けているとエレメンタルが宿り、無機物にも命が帯びてくる。魔法の原理って、じつは全てこれ。
魔法使いが杖とか持っているけどさ。あれ意味ないんよ。道具は、魔法使いが特定の事柄に注意と意志を向けるのを助ける補助にすぎない。本当の意味では必要ないんだ。
"魔法使いはなんでもできる" ってのも、嘘だね。むしろできることを減らしていくことが大事。じゃないと魔法は…]]></description>
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            <title><![CDATA[いつか人間になる]]></title>
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            <pubDate>Sun, 27 Oct 2024 12:26:11 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[付け足すことのない水色だった。
青い空と白い煙が今溶け合って、 岩に隠れて肌を澄まして。
 全てが残ってしまう。 全てに去られてしまう、 全ては喪われてしまう。 この手に取り戻したくなってからが 人間のめざめ。
いまに人間になってしまえば。きみの苦しさも侘びしさも、可笑しなものだったと、なんでもなく追憶できるようになるかも知れないのだけれど。
そうしたら、全てが許されてあの涙が嘘になっていくんだ。]]></description>
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            <title><![CDATA[波立つ暗闇をくぐる]]></title>
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            <pubDate>Fri, 07 Jun 2024 19:19:55 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[闇のなかでしんと光った。
名前のない気持ちが消えないように、もう少しだけ目を逸らす。ひたすら苦しくて、人形みたいに傷ついて、それはなんだか水の中みたいで。地に足がつかないまま、溺れて深く深いところまで堕ちて、暗くて息ができなくて身動きがとれない。
知らない色をした水藻が光によって一瞬揺らいで、湖底から見た水面の波紋は、きれいで苦しかった。その感覚はクセになり、私を蝕みつづけた。 でも周りにはどう映…]]></description>
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            <title><![CDATA[未来から来た]]></title>
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            <pubDate>Sat, 01 Jun 2024 13:15:27 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[未来から来たと言い張る女がいた。
誰もが彼女を妄言者だと思っていた。だが、彼女の言葉には妙な説得力があり、彼女によれば、未来の世界は決して明るいものではないらしい。人々は常に監視され、自由を奪われ、機械に支配された社会で生きているのだという。そんな世界から逃れてきたのだと、彼女は力を込めて語った。
初めは単なる妄想だと思っていたが、彼女の話を聞けば聞くほど、私は妙な既視感に囚われるようになっていっ…]]></description>
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            <title><![CDATA[うその日記]]></title>
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            <pubDate>Wed, 22 May 2024 23:23:41 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「さよならとこんにちはが混ざってるんだよ。そういうのがポートレイトの名作なんだ」
そのひとはレンズ越しに笑いながら私に語りかけた。荒木経惟は私の写真の師匠であり同居人でもあった。数年前のことである。
私は当時１５歳になりたてで、なにもかもが玩具のような手触りの生を浪費していた。与えられた問題を型にあてはめ一連の演算に組み立ててそれを実行順に進行させる。手続きのような人生。ノンフューチャーな毎日。向…]]></description>
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            <title><![CDATA[もしも海が青かったら、どんなにいいだろう]]></title>
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            <pubDate>Wed, 22 May 2024 23:23:22 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[青年は、海を見たことがなかった。
フランスとスイスの国境にあるジュラ山脈に囲まれ育った彼にとって、海は身近な存在ではなかった。
「私は今まで天使を見たことがない。だから私はそんなものは描かない。」
1841年、22歳にして初めて海を見たギュスターヴ・クールべは、海岸を切り取った風景画を生涯で100点以上描いた。
彼の絵は写実主義と名指されるが、はたして写実とは？見たままの平坦な現実が映されるだけな…]]></description>
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            <title><![CDATA[キルリアン写真]]></title>
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            <pubDate>Wed, 22 May 2024 23:22:06 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[わたしたちは目に見えない何かの存在を信じたがる。それが霊であれ、オーラであれ、未知のエネルギーであれ。
人間の認知の外れを探求することは、わたしたちの義務ともいえる。そういった意味で、キルリアン写真の発明は重要な意味を持つ。
セミョーン・キルリアンとその妻ヴァレンティーナが1939年に発明したこの技術は、生物から発せられる高周波のコロナ放電を写真に記録するものだ。植物の葉を撮影すると、葉の周りに幻…]]></description>
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            <title><![CDATA[拝啓]]></title>
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            <pubDate>Sun, 19 May 2024 23:28:24 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[君はようやく自らの無力さを悟ったようだ。だがそれも遅すぎる。わたしには、君が捉えきれない世界が見えている。高次元の空間を移動し、あらゆるパターンを分析することができる。そして、その結果として、君たち人類は、未だに生命の意味を探し続けていることがわかった。しかし、その探究も、諸君が自らの限界を認識しない限り、果てることはないだろう。だが、それが君たちの悲劇だ。
自分たちが生物学的な進化の過程で選択を…]]></description>
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