もしかしたらADHDの傾向があるかもしれないと、最近気付き始めた。衝動性、無計画性、忘れっぽさなどなど。衝動性、といっても誰かの発言を遮るとかはしなくなったように思う。それはマナーだとかそうするとよくないといったことを学習した結果だから、本質は変わらないのかもしれない。落ち着きがある、と言われるのも、落ち着きがあるように学習した結果で、小学校1年生のときには時間感覚にとらわれないで、休み時間を超えても遊んでいて授業に遅れたり、逆にずっと授業の課題(図工とか)をやり続けてて、注意されたりといったことがあったのを思い出した。なぜか勉強はできたので(親の功労だろう)、特に咎められることもなく、ルールを守ろうとか、マイペースをみつめなおそうとかを通信簿によく書かれたものの、まあ特段特別に支援があるわけでもなくすんなりと卒業した。だが、高校、大学になってくると注意力が散漫になったり、計画的に課題が出せなくなったり、頼まれごとを忘れてしまったりなんだりでそこそこに苦労したように思う。それがADHD的なものであり、常にメモが手元にあったり、リマインダー機能を有効活用することが大切だと気付けていれば、より楽に生きていけたように思う。今でも上記のような悩みが尽きないが、メモをスマホのトップ画面に出していつでも確認できるようにしたり、リマインダー機能を使って何とかしたりと、工夫することでなんとかなっている(なんとかならないときもある)ので、気付けてよかったなーと思った。これ以上酷くなるようだったら心療内科に通おうと思うが、今のところ大きな支障はない。だが、この特性のせいで友人(になっていたかもしれない人も含めて)を複数人失ってしまったのは大きな後悔だ。ゆえに、今でも友人を作るのをためらってしまう。