診察日とわたし。4月1日。

kano89
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年度はじめ月曜日という、世間では地獄の門が開いたような今日、わたしは婦人科の診察日でした。

前回の血液検査の結果とエコー検査だったのですが、血液検査の結果がまぁ、良好です!とはいかず、腫瘍マーカーの数値が少し上がってしまっていて、主治医も心配しておりました。エコー検査で残存の右卵巣の様子を診て、サイズ的に2センチとまだ全然大丈夫なことが確認できたので「右卵巣まで腫れるのはなんとしても避けたいから腫れてなくて良かった!」という主治医共々ホッとしました。

腫瘍マーカーの数値については、いろんな要因が影響するのでその数値だけで「がんです。」となるわけではないし、主治医いわく「子宮内膜症なんて卵巣といわず子宮のあちこちにあるものだから!」らしいので(朗らかというかなんというか笑)そこまで気にしないでいいのかなぁと。

「まだ許容範囲内ですが、慎重に診ていきましょう!」

と言う主治医の不穏な笑顔に胸はざわつきますが…(笑)

4月ということだからですかね?わたしの主治医にも地味に変化があり、主治医当番の診察日が変わったようで、わたしが「これからも暫くはせんせいに診てもらえるんですよねっ!?ねっ!?」って泣いて(泣いてない)すがったら、「診るよ、全然診ますよ、でも鹿野さん月曜指定で予約取ってるから、私今度から月曜じゃなくなるんでね、」って笑っていうから、もう前のめりで「せんせいいる日に予約とります!」と声を大にして言ったよね。引き続きよろしくお願いします。

婦人科は、まずは診てくれるせんせいとの相性だと思う。いや、どんな病気でも怪我でも、せんせいとの相性って大事だけど、婦人科は特にメンタル面でもなかなかハードル高い場所だから、自分と相性の良いせんせいと出会えたら、ほんとに「頑張ろう」って前向きになれるから、これから産婦人科の門を叩くみなさんがそれぞれ、相性の良いせんせいに出会えたらいいなって、願ってます。

あと、これは自分用メモなんですが、丸1年婦人科通っていて今回はじめて診察前に呼ばれて血圧計ってください〜って言われたんですが、「鹿野さんジエノゲスト飲んでるので受付の前に血圧計って、結果のレシートをファイルに挟んで受付に提出してください」だそうで、1年ごしに知る流れなんだけど、初回で説明しておくれよ(笑)ということで次回診察日に忘れずに…。なメモでした。

実は今回の、血液検査の結果次第では「お薬もう終わりにして大丈夫ですね。」とか「経過観察はとりあえず終了です」とか言われたりして…などと予想していたのですが、それは良いことなんだろうけど、薬は継続して飲んでいたいし(生理もういいよ…)、定期的に診察してもらってる安心感があるから、終わりって言われたらなんとか食い下がって(笑)「いやいや!わたしまだ不安なんで、見捨てないでください!」って泣いてすがる(2回目)つもりだったんだけどそんな心配もなく、時期尚早もいいところで、恥ずかしくなってしまうよね(笑)経過観察終わるどころか、「引き続き要観察です。」って言われてるのホント草過ぎて、着席…。

まだ通院生活は続きます。

え〜、体調のほうはですね、まずまずです。3月初旬の診察日のあたりがちょうど季節の変わり目的なしんどさが酷くて頭痛・腰痛・倦怠感の症状をうったえて当帰芍薬散も処方してもらったんですが、せんせいに「1ヶ月飲んでみてどうですか?なんか体調改善しました?」ってきかれて。正直、漢方のおかげで体調改善してるのか、それとも今の時期がたまたま調子が良いだけなのか、よく解らんです。って言ったらせんせい笑ってた。「まぁ漢方だからねぇ〜効く人は効くけど、粉だから飲みづらいって人もいるから、鹿野さんが嫌じゃなければ続けて飲んでみててもいいよ〜」ってことだったので、とりあえず継続して当帰芍薬散は処方してもらいました。日によってはかなりしんどい日もありますが、お腹のほうは子宮も卵巣も痛みなく、健やかです。

病気が発覚するのも病気を治すために頑張るのも、つらくて大変だから、病院なんて行きたくない、病院に行くほどでもない…って、みんな思うことだろうけど、自分の健康をある程度管理してくれる、見守ってくれる、一緒に考えてくれるせんせいがいる安心感ってすごいな〜とも思うので、なんか身体おかしいなって感じたらなんも考えずとりあえず病院行く。って思考回路にみんながなればいいのになって思う。医療現場はパンクしちゃいますよ!って声もきくけど、ほんとうに医療が必要な人が素直な気持ちで「病院行こう」って思えるだけのゆとりある社会であってほしいです。

みんな、どうか健やかに生きてよ。

鹿野

@kano89
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