全9話、見終わった✨すごく雰囲気もあり、見応えもありいいドラマ。
『オレンジデイズ』と『コウノドリ』を足していい感じにミックスした感じ。
手話を題材にした恋愛ドラマかと思いきや、産婦人科の医療要素もあって、かわいさとスリルが同時に味わえて2度美味しい😋
実は1話だけリアルタイムで妊婦の時に見てた。主人公が産科医という設定に惹かれたんだけど、見逃して放置してたんだよね。
吉川由里子演じる、産科医と北村匠海演じる耳の聞こえない遺品整理士のやんちゃな若者の10歳差の恋愛。ふたりがかわいいんだ。オレンジデイズでも思ったけど手話って恋愛ドラマに出るとホント2人の秘密のジェスチャーみたいでかわいいよね。
産科医の吉川の職場にはいろんな夫婦がやってくる。健診受けずに飛び込みで産みにくる人。妊娠を素直に喜べない人。
そして…出産によって愛する人に残された人。
改めて、考えさせられたよね。私は本当に運がいい。生きてかわいい我が子を抱けたこと。
たぶん産科医をしていて年間数百人みてたら、訴えられたり恨まれたりするんだろうな。感謝をされる事も多いけど、殺意が湧くほど恨まれる事もある。
特に出産って人と人が一番愛し合ってるところでハッピーなはずなんだよ。それがたった1日で愛してた人を失えばそりゃあ。大変よ。
夫と話したんだけど…。母親は自分のことだから病院や自分で調べたりしてある程度覚悟というか怖さを妊娠中に理解していくと思うんだよね。でも、残される夫は寝耳に水。
夫「これまで人類がずーっと産み続けてきとんやで、なんかあるわけないと思うやん」
とうちの夫は言ってたけど。正直、妊婦である自分だって知ってても「まさか自分が…」とは思うわけ。それに上乗せで事前情報が少ない夫たちはある日突然大切なものを奪われて立ち尽くすんだろう。
令和になっても医者であっても命の燈の前では無力と感じることがあるんだろう。
恨む気持ちもわかる。恨んで憎んでも何もかわらない進めない葛藤が描かれていた。
恨み、憎しみの泥沼の間にピュアな恋愛が挟まってて…
ディーンフジオカとの三角関係になりそうでならない感じもすごく良かった。
なんというか主人公のピンチに絶対ヒーローが間に合わないのがいいよ。そうだよ!現実はそうだよ!
すごく星降る夜ってタイトルにもあった雰囲気もあって、素敵なドラマだった。
TERASAで見れるのでよろしければどーぞ。