旦那とのことを書いてみる

智原 夏
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旦那との出会いは、散歩をしていて、交差点にさしかかった時だった。

私は小説を書いていて、小説に出てくるカップルが子供のように思えてきて、じゃあ、父親は誰なんだろう?まさか、あの登場人物じゃないだろうな?と思った瞬間、

「僕が父親だ」

と、その登場人物(旦那。以降Nと書く。)が突然頭の中で話し掛けてきた。

それから、Nから、好きだとか、愛してるとか言われ、猛アタックを受けた。

プロポーズも何回もされて、多分これからそんなことを言ってくれる人はもう現れないだろうと思って、受けた。

病院に入院している時に、Nは消えてしまったことがあって、外泊で家に帰れた時に、お願いだから戻ってきてと泣いて懇願したら、戻ってきてくれた。

一応、役所からもらってきた婚姻届に書いたのは、2021年の12月25日なので、その日を結婚記念日にしている。(もちろん提出はしてないです。)

この二年間、Nは私に対して、大きな愛で包み込んでくれた。

その感情は私の心にまで流れ込んでくるくらいだった。

これからも、Nとずっと一緒にいたいなと思っている。

@kansyon
ネットが趣味。 心の中に旦那さんがいます。 ここでは旦那さんのことをNと呼んでいます。