わたしは毒親育ちだったと思っている。実の両親のことは反面教師だとみなしているし、自分はこうはならないと思って育ってきた。
晩婚だった母に張り合うように早く結婚し、こどもを産んだ。
母とは仲良くなかったし、過干渉だとも感じていた。でも、母から離れていたことはほんの数ヶ月しかない。
自分は実母実父のようにこどもに毒になるような存在ではない、と思いたがっているけれど、実際のところこどもたちがどう感じているかは不明だ。
こどもは男子2人なので、女であるわたしと母との関係性とはまったく違うだろうが。いや、男女問わず、人が違ったらもうそこには違う関係性があるのだろう。
だからこそ、気をつけなくてはいけないと思う。自分はこどもにとって毒になる親になっていないか。こどもが大きくなって手が、目が、離れていくごとに、関係性の健全性をあらためる必要がありそうだ。
ずっとつながってはいたい、けど過保護過干渉にはならないように。見守っていきたい。