手帳文具というジャンルが流行りになったのを遠巻きにみてる

かおらべ
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私は手帳や文具・文房具が好きだ。どういう好きかと言われると、手帳は3冊使っている(多い方ではないと自認しているが)し、メンタルがへこんだときに文房具店で1,000円くらいの買い物をすればほくほくで機嫌が良くなる程度には好きだ。

手帳好き、文具好き、という属性は少し前までそんなに人口密度が高くなかったと思っているが、今は世の中的にとても普及していると感じる。

Instagramをひとたび見れば手帳デコや手帳を書く投稿がたくさん見られるし、「手帳作者」として手帳を作り出すひとたちも随分増えたように思う。

それに、各種イベント!文具女子博とか(私は行ったことないけど)の熱狂ぶりははたからみていて圧巻である。2023/12/02に地元神戸で催された「神戸文具まつり」には立ち寄ったが、こちらもすごく人が多くてなんか醒めちゃってきちんと見られなかった。

私は流行りものが苦手なあまのじゃくなので、手帳・文具が好きであるという思いは持ちつつも、発信したりイベントに関わっていくことは避けるようになっていた。

そんな私だが、年に一度、秋に「手帳総選挙」というイベント(日本手帖の会 @NipponTecho 主催)が催される際には、イベントのお手伝いに馳せ参じている。毎年声をかけてくださるので、やりがいがある。その中でも手帳界隈の空気の変容を感じたり、逆に変わらないものもあるように思う。

少し過去を振り返ると、もう6年前の話だが、2017年には自分の手帳の使い方や、手帳遍歴を一冊にまとめた同人誌を発行した。これはある手帳系の同人作家さんの影響をモロに受けたものだ。これをひっさげて東京ビッグサイトで開催されたコミティア(オリジナルオンリー同人誌即売会)に参加したっけ。

「手帳文具」という「ジャンル」が大きくなるにつれて、いろいろな派閥、「界隈」もできてきているように見える。

手帳文具スキーの矜持として「私は○○が好き」はOK、でも「だからこういう使い方をしなさい!」というのは違うよね、と言いたい。なんか見たわけではないけれど、みんな違ってみんないいを尊重する手帳界隈が私は好きだから。

コロナ禍は終わったのかよくわからないけれど、コロナのせいで下火になった手帳オフ会にもまた参加してみたいものだなと思う。

手帳3冊、文具はパイロット Juice Up0.3一筋という、とても狭い範囲での手帳文具スキーな私。沼の住人というほどには浸かっていないけれど、手帳文具沼のほとりからまったり眺めていたいな。これからも。

@kaorabe
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