昔はよく、友人に本(主に文庫本)を贈ることを好んで行っていた。
今振り返ってみると、それって傲慢だったかもしれないと思うのだ。
本って、思想のかたまりで、本を贈って読んでほしいと願うことは思想の押しつけではないかと近年気づいた。
でも、本好きな人とこういう交換を行うのは楽しいし、贈ってもらえたら少なくとも自分は嬉しいから、またやってしまうかもしれない。
思えば、夫にも結婚前に本を贈ったし(しかも山田詠美の「A2Z」だ!)本好きだったから結婚したと言っても過言ではないのだ。
まあ、贈り物って難しいね。消えものが一番いいかもしれない。
昨年、中2長男(当時中1)が学校からの課題で本を読んでいる件について書いたのでよかったらこちらもご参照ください。