うちのこどもたちがお世話になった保育園のこどもたちが、全クラス大移動をしているのをみかけた。
ああ、避難訓練か、と気づき、今日は3.11だったと思いを馳せた。
保育園のこどもたちと先生たちの姿を見ていつしか涙ぐんでしまった。
うちのこどもたちもあんなに小さかった頃があった。生後3ヶ月から保育園に入れて、社畜きどりだったわたしは夜中もチケット飛ばしていたっけ。
もう来週末には次男の小学校の卒業式で、また新たな旅立ちなのだ。
長男は寮に入ったから、物理的に距離ができた。それは幸いだったと思っている。
次男は家に居ながらにして、心理的な距離ができた。そのことが昨年秋頃は辛くて仕方なかったっけ。
誰かのために生きている、例えばこどもたちや母のケアのため…そういうのって依存なんだろうか?
せめて精神的に自立して生きていきたいけれど、もはやかなわない夢なのかなあ。
夫がひとり、「本好きの下剋上」を夜中まで読み耽っているのを横目にわたしはうすらうすら寝ていた。
この人はひとりでも大丈夫そうだなぁ、などと思うなどした。ならわたしは。