毎週、いろんなカフェ(主にチェーン店)に行っている。カフェに限らないけど、「いつもありがとうございます」と声をかけてくれる店員さんが出てきた。
過去に接客業のアルバイトをしていたときも、常連さんと認知した人にはそう、「いつも」ありがとうございます、と声掛けをしていたように思う。
しかし声をかけられる側になってみると、「いつもありがとうございます」と言われるのはなんとなく気恥ずかしさがある。常連として認知されていることへの恐れというか。
まあ、客側であるこちらも店員さんの顔と名前をいつしか覚えてしまっているので、おあいこなのかもしれない。しかし、そのことをことさらに主張することは特にしないよね。
そう考えると、「いつも」の一言は余計なのではないかな。距離感を縮める意図のある一言なのかもしれないけれど、客側がそれを欲しているとは限らないし。少なくともわたしは欲していない。なのでひとつのカフェに根っこをおろすことはしていないつもりだ。
何度行ってもはじめての客であるかのようにドライに接してくれたほうがうれしいと思っているのだ。