新年

karaage
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 年越しの瞬間は家族とチューハイを飲みながら、おもしろ荘を見て迎えた。ふわふわご機嫌なまま寝て、二度寝して、寝ぼけ眼で母のお雑煮を食べる。化粧をして午後から来る兄家族を待つ。姪と会うたび成長に驚く。私が子どもの頃、おじに会うたび「おっきなったな〜!」と言われて、大袈裟だなあと思っていたけれど、あれは心から驚いていたのだと知る。

 ふと、以前パート先でお世話になったお母さんの顔が思い浮かび、5年ぶりに連絡をした。お返事をいただき、お元気でいらっしゃるようで嬉しかった。お互いに環境が変わり、それでものんびりやっていけていると報告し合う。お母さんが「なんとかなる」と励ましてくれた。背中を押されたような気持ち。今月からの就職活動、頑張るよ。

 夕方、石川県能登地方での大地震。姪が泣きながら「楽しいお正月なのに」と言った。何が一粒万倍日で天赦日で最強開運日だよ。