06:45起床。この時間でも7:30には家をでれることに気がついた。7:00起きだと流石に不安だからやらないけど。
08:30出勤。
17:30退勤。帰りの電車で同期と、年齢と恋愛の話をした。社会人になってから結婚の実感というか遠い夢の話ではなく現実なんだろうということがやっとわかってきた。
これは秘密の話なんだけどね、前に一度、結婚しようって言ったことがある。笑えるでしょ。
引き止めるために言ったのか、本気だったのか、どっちだったの？って後から聞かれた。その気がないのに結婚しようなんて言えないでしょ。勢いで、引き止めるためだけに「結婚しよう」って言うような人だと思われてたのが悲しかった。全部相手のせいにする気はないし、今更どうとかないけど、あれからしばらくは念じてた。思い出して後悔しますように。どうか幸せになりませんようにって思ってた。頭をフル回転させて考えて自分の悲しさと相手のずるさをわからせようとした。そんなの意味ないってわかってたけど、そうでもしないと切り替えられないような関係だったから仕方がない。
もう時間が経ってなにも思ってないけど、あっちはどうかな。きっとわたしと一緒だろうな。もう終わったことだけど、まだ始まってないから、ちょっと思い出して息を吐く。さようなら、永遠に。
「この世の中に自分の意思がある人間が果たしてどれだけいるだろう。真実を責めることができる人間が、一体どれほどいるというのだろうか。」
「どこまでが自分で、どこからが社会なのか。どこまでが理性で、どこからが本能なのか。これまで私たちが選んできた何もかもは、果たして本当に自分の意思で選択したものなのか、名もなき大いなる流れの中で選択させられていたものも多いのではないか。真実と異なる選択をし続けている人を真実とは違うと言える理由は、一体どこにあるのか。」
「社会や周囲からの圧でできた凹みや盛り上がりではなく、自分で動かすとその心身がどういう形になるのかを理解していくのだ。」
辻村深月「傲慢と善良」読了。登場人物の解像度が高くて読みながらずっと自分のことを考えていた。