2024/3/25

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12:00起床。準備をして映画を観に行く。初めて中央線に乗って初めて阿佐ヶ谷に行った。

14:30から「猫と私と、もう1人のネコ」を観た。勉強不足かもしれないけどあまり刺さらなかった。猫は可愛かった。一部分でリアルさを追い求める一方、肝心な展開はドフィクションっていう感じ。

上演後に初めて舞台挨拶を聞いた。作り手の話を生で聞くのは初めてだったので、人の手で作られているんだなぁと実感し感動した。監督はきっと人望があって、その監督が苦労して作った作品はみんな監督フィルターをつけて評価してくれるのだろう。確かに応援したくなるような人柄だった。でもわたしはやっぱり、作品の良し悪しと制作の苦労は別物だと思う。頑張ったから良い作品とは限らないし、苦労した分良いものが作れるわけじゃないから。

あと脚本の時点で色々な人に相談や議論をしてストーリーを決めたようなことも言っていたが、作り手と主人公の年齢性別などの違いが大きいせいで解像度がそこまで高くないと感じた。今日の上映で1番若くて主人公の立場に近かったのはおそらく私だった。だからこそ、主人公はもっともっと複雑な感情を持って悩んでいるはずで、幸せMAXハッピーエンドにはならないよなぁとか思った。

観終わった後、こういうふうに考えたり議論することで価値が生まれる作品なのだと思った。観てよかった。

@karashi
あの子をいつでも呼び出して、お茶をするの、2回