もう夜なので忘れかけなんだけど、せっかくなので書いとく。
なんか服屋さんの別所で行われる会員限定セールみたいな場所で、懐かしい感じのマンガが平積みされてた。昔読んだような少女漫画を立ち読みしてたら、戦闘系の少年とボーイミーツガールな感じの少女漫画を見かけたので、ちょっと読んでみる。
読んでると場面変わる。本の中の世界観を直接見てる感じになる。
格ゲーに一人はいそうな爽やか熱血青年みたいな人がインタビューを受けてる。その人は、読んでた少女漫画のヒーロー枠の人ではないので主役ではないっぽい。(マンガ雑誌の後ろに載ってる宣伝みたいなやつを思い返してる体だった。黒髪のクール系だった)
インタビューでその青年は、「声援が俺のパワーになる」と言っていた。それは喩えみたいなものではなく、実際にその場の音の大きさで攻撃力にバフが乗るみたいなニュアンスっぽかった。
その後、新聞が画面の前に現れる。洋画みたいな感じで。見出しは、「人類最後の決勝進出」みたいなやつだった。武闘会みたいなのがあって、それに勝ち残った人間が一人だけだったのか、それともその世界にはもう彼しか人間がいないのかは分からなかった。
前述の青年が入場する。青年は格ゲーみたいにムキムキででかい。表情は明るく、観客に手を振ってる。観客も青年を歓迎していて、名前を呼んだり応援の声を張り上げている。
向かいの入場口から素朴な少女が走って出てくる。小学生低学年くらいで、いわゆるかわいい萌えキャラというより、子供向けギャグマンガの元気っ子みたいな味がある。じゃりン子チエみたいな。武器は持ってないし、中肉中背なんだけど、前の情報から、この子は人間ではないと確信してた。
少女が出てくると、画面下にクレヨンで書いたような文字の字幕が出る。この子の名前がおもしろかったんだけど、思い出せない。韻を踏んでいて名前っぽくなかった。なんか『ぶちのめしたれ』とか『ぶんなぐったれ』みたいな語感で続く感じだった。
彼女も観客にぶんぶんと手を振って、字幕で子供らしい宣戦布告をしている間に笑いも起きていた。
で、この2人が戦い始めそうなときに目覚めた。
この少女が人間の言葉を喋れないと面白いし、青年が戦いが始まってから少女が放ったとんでもない騒音に鼓膜を破られて、自分のバフがどの程度乗ってるのか認識できなくなったら楽しそうだし、コントロールを失った青年は決勝戦で負けるけど、少女に気に入られて、人が聞けないほど大きな暴音でサポートされながら人を超えた力を発動して人外と戦い続けてほしい。