リズム×ローグライクのネクロダンサーがなぜ面白いのか
リズム×ローグライクで、リズムゲーでもローグライクでもないゲームになっている
これです。ほんとにすごい。ジャンルにリズムの要素を足したら大抵はリズムゲーになるのに、ネクロダンサーはビートの判定の広さと後述の「フェア」な面から「リズム・アクション・ローグライクゲーム」になっている。これが本当に奇跡的。すごい。なんでだよ。結果として、ネクロダンサーからしか得られないジャンルが生まれている。
フェアなゲーム
この記事を読めば分かる通り、ネクロダンサーは「ローグライク特有の、プレイングにかかわらず運ですぐ死ぬゲーム」ではなく「上手ければ絶対にクリアができるゲーム」を目指して作られている。だからこそ運ゲーの要素も持ちつつ基本的には実力ゲーだし、それがすこぶる楽しい。
音楽にひっかけた秀逸なギミック
BGMのテンポに合わせて動くから、フロアが進めばBGMが早くなって難しくなる。テンポの変動するトラップがあるとより困難になる。1拍休みの変拍子を作ることで、ボスの個性を色づける。BGMが終わるとタイムアップで次のフロアへ。このあたりのギミックが本当にすごい。どういうこっちゃ!
結局運でクリアもできる
なんだかんだ強すぎる武器やアイテムはいくつか存在する。だから、リズム・アクション面が下手でも、アイテムの良さでクリアすることだってできる。こんなにも難しいのに、アクションが下手な人を門前払いしていない。だからこそ続けられるし、続ければリズム・アクションが上手くなる。この成長バランスがどうしようもなく楽しい。
だから面白い。
ネクロダンサー初見配信を観ながら書きました。