クロノ・クロスのコンサートでお世話になっていた壺井さんが、フィドルという楽器でいらっしゃったということを今知る。
筆者スペック
ユニコーンオーバーロードは雪国(バストリアス)の途中までプレイ済。現時点で指輪を渡せる相手はルノーさんしかいない。Sランクになったのに剣を入手できずにいる。ご先祖様強すぎる。闘技場の存在を忘れていた。わたしの予想では、お母様とは最終決戦直前に指輪に操られたために戦うことになることになっている。
チケットを発券した
お席は3階1列目。すぐ目の前は虚空と黒いバーの手すりのみ。階下がよく見えるし、返しのようなものもないので落ちれば間違いなく真っ逆さま。うっかり身を乗り出したり膝上の荷物を落とすことがないよう固く心に誓う。
開演
やはりメインテーマ。あまりにも良すぎる。実は、今日は悩んだ末に「まだプレイ中のゲームだしおそらく不要になる」と踏んでハンカチを用意していなかった。というのに、ここでめためたにずびずびに泣いた。不手際のせいで拍手の最中にカバン開けることで音を誤魔化す。ごめんなさい。
指揮者の方がめっっっちゃ好き。腕も腰も脚もとてもすき。指先が魔法使いのようだ。演奏に込められた息吹が伝わってくる。とてもいい。
音がーーーそのまますぎるーーーこのゲームで一番聴きまくった曲のフィールド曲とかであれば、わたしの感情もそこまで動かないと思っていたのに、むしろ聴きまくっていたからこそわかるあまりにもそのままにああああああああっっってなってしまった。
ライトがお国の色になったりしてドラマティックに進んでいく。また動画も曲に合わせて盛りあがっていくという細やかな心遣いを感じる。
随所にプレイ動画が挟まれる。そこの橋でぶつかる気持ち、めっちゃわかる。ところでほとんどのユニット編成が前衛1~2、後衛が2~3だったんだけどそれってまじ?となる。わたし前衛3後衛2とかにしてるし、なんなら「後衛に置けるメンバーいなくない?どんな編成にする??」とか言ってる。あと出撃した途端にキラキラを獲りに行く動画を観て「何でわたしがやったことバレてるの!?!?」と思った。うちではよくオクリース隊にお願いしている。黒爪盗賊団の人にお金盗まれたときレックスくんのスキル発動させるまでかなり時間かかったわたしに比べて、動画はやったらやり返す感じですぐにレックスくんがスキル使っていて「なんて上手なんだ!?!?!?」と思った。
ドラケンガルド王国→エルヘイムの順番で冒険が進んでいくのもわたしの攻略順と一緒。金管重視の重厚なドラケンガルドと、木管中心のミステリアスなエルヘイムの違いを満喫。
そして唐突に挟まるゼノイラ軍のテーマ。ゼノイラの皆さんのご活躍がムービーになって登場する。突然すぎてまだ全部終わっていないわたしが悪いけどネタバレが挟まるのでなるべく画面を見ないようにする。
後半
初手まっさきにご飯のテーマ。アレイン殿下と仲間たちが美味しそうにご飯を食べていく。心も弾む。途中からキャラクター選択画面が省略されておいしい料理がなくなっていくだけの動画になっていく。この世界にもキウイがあるんだなとしみじみする。
闘技場。そういえばまだやってない。動画の編成はアレイン殿下とプリンスギルベルト、スカーレットちゃん、エルトリンデちゃん、ロザリンデ様である。王子を編成していたのは王子の国だからだろうか……? とにかくわたしもこの編成で一度やってみようと決意。
そしていよいよ冒険の舞台はバストリアスへと進んでいく。ここからは未プレイのシーンが含まれるが、「未プレイの方いますか〜?」と訊かれても知らぬ存ぜぬふりを通したので、今回のオーケストラの観客に全クリしていない解放軍は存在していないことになっている。3階席なので、舞台よりも舞台上のスクリーンの方が見やすい座席なのだが、負けはしない。ピアノ&鉄琴が最高。
未踏破のアルビオン。曲が良すぎる。オーケストラのキービジュでどんな国なのかある程度理解していたつもりだが音楽で確信。必ず攻略することを心に誓う。
インタビュー。ユニコーンオーバーロードオーケストラのCD発売がジャケ写と共に明かされる。おめでとうございます! そして十三機兵防衛圏の渚のバカンスがカラオケ配信されるとのこと。おめでとうございます!インタビューでは、未プレイの人には言えない、とある島であるとある森でアレイン殿下が大切なモノを渡すイベントの音楽の話が出たが果たして……。
アレイン殿下のテーマ。力強さよりも悲壮感が強い印象。
契約の儀式。現段階ではルノーさんしか選べないので未着手だが、わたしはスカーレットちゃんを選ぶつもり満々なのでここだけ画面を食い入るように見つめてしまった。スカーレットちゃんを選ぶつもりしかない。必ずこのイベントをスカーレットちゃんでクリアしてみせる。ここの曲だったと思う(自信はない)が、小さな琴のような楽器で主旋律を奏でていて、あれはなんだろうと思っていたのだが、先ほど公式サイトに「チター」と書かれていた。
そしていよいよ最終決戦。紫のライトはおそらく瘴気の色である。むごい。ここからの曲は壮大でドラマチックな曲が立て続けに流れる。己のプレイが間に合わず初めて聴く曲なのにすでに目が潤んでいる。
アンコール
あついアンコール応えてパレヴィア島。ファーストヴァイオリンの奏者さんの艶やかな音色が大ホール中に響き渡る。うっかり物音を立ててしまったら……。
締めはなんとメインテーマ。二回も泣かせてくる。しかし涙腺が最初より落ち着いているのでより深く演奏を楽しむことができたので本当にありがたい。どちらもCDに収録されていることを心から祈っている。