エッセイ、弱かった頃の昔の話と、私の創作を愛してくださる皆様へ、ありがとう

HTRしま@日記
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※昔の話です、いじめとかハラスメントとか、少し重い話かも

3次元の人間が怖いなぁと、今でも度々思うことがあります

人間不信、対人恐怖症、それらが自分にあると分かってから、対処療法や思考パターンを変えるなど頑張ってきましたが、

それでもあまりコミュニケーションを取ったことがない人と会話する時や、初対面の人ばかりの環境に放り込まれると恐怖感を感じてしまいます

学生時代は度々カースト上位の生徒から性別問わず虐めにあっていました、そんな”空気”を察せられたんでしょう、社会人になってからも御局様などから度々ハラスメントにあいました

私は幼い頃から捻れた母の教育環境にあり(前回のエッセイ参照)、そんな中で”母の叱責を受けない良い子”を演じるのが知らぬ間に上手くなっていきました

傍からみれば大人しく自己主張のない良い子だったでしょう、だから”虐めやハラスメントの標的にされた”のです

私は今でこそ思考パターンを矯正できたこともあり&自己主張を適度に恐れずできる様になった事もあり、そういった環境からは脱しつつあります

しかしその当時、ただ中にいた頃は、現状をこらえてやり過ごす事で精一杯でした

誰も笑って見過ごすばかりで、真に助けてくれる人など居ませんでした、私はそんな現実に疲れきっていました

”生き延びて、いつかこんな環境から抜け出してやるんだ”という一念だけで、ただただ生き延びて居ました

私は幼い頃から、拙いながら絵描きが唯一の趣味だった事もあり、絵の世界にのめり込みました

絵を描く時間は唯一の楽しみであり、唯一の生きた心地がする時間でした

それがこうじて、今こうして一次創作作家をしています

現在は苦しかった環境からも解放されつつありますが、負ってきた傷は、目に見えなくとも無くなるものではありません

3次元の人間に対する恐怖感は消えませんが、せめて今後また同じような経験をしても、自分の意思で拒否できる意思、立ち向かえる強さを持ちたいと、今なら思います

私はもう弱かった頃の自分ではない、支援してくれる人も、ほっと休める場所もあるのだから

今同じように苦しい思いをしている誰かが居たなら、言ってあげたい

生きてさえいれば、きっと心休める場所は訪れる

生きてさえいれは、きっと立ち直るチャンスは訪れる

辛い日々の中での唯一の希望は、私にとっては”絵”でした

そんな何かがひとつでもあるなら、諦めないで欲しい

私の”絵”を好きだと言ってくださる皆さんに、今この時代に生きて出会えて、私は本当に幸せです、ありがとう

@karupastaro
一次創作で色々やってる社会人