KPTのPの部分に改善策も書いてしまう人

karusai
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チーム内でのふりかえりにKPTを使っている。

以前のチームリーダーが2週に一度、KPTをやる人だったので、真似してやってみている。

しばらくやっていて気づいたけど、Problemの付箋を書くときに、改善策(Try)まで書いてしまう人が多い。

「進捗が遅れがちだったので次からはペース配分を見直す」のように。

Keepの方にはこういうことが起こりづらいところを見るに、おそらく、今までの社会人経験の中で、改善策まで言えて一人前、というような教育を受けてきたのかもしれない。

KPTはチームでふりかえり、Tryを考えるものだから、これでは意味がない。

ふせんを使ったワークは、慣れていない人は、うまく自分の中から切片を取り出すことができないみたいだな、と思う。じっくり書く時間を取るより、反射神経で書いた方がいいんだけど、じっくり書いてしまう。

ちゃんと前準備して、アジェンダ作って、想定される突っ込みへの反論も用意して、というやり方に慣れてる人から、どうやってそれをひっぺがすか。対話と共同作業の中からものごとを生み出すことに慣れてもらうか。なかなか難しい。

@karusai
UXデザイナーをしています