休みに入って3日経っているが、ようやくひと心地着いた気がする。
初日は高校時代からの友人+弟とご飯を食べてアニソンカラオケをした。2日目はコミケ用の作業に追われていた。3日目の今日は、高校時代からのクィアな友人と約束して、日本酒とウイスキーをかなり飲んだ。
本当はやらなくてはいけないことがあったのだが、全くそういう気になれず、思い切って怒られてしまおう、とお酒を飲みだしたら気が楽になった。日本酒は華やかで美味しい。ウイスキーは労働の味がしてしみじみする。帰宅したらあんなに苦痛に感じていたパソコンを開く動作ができて、数時間で終わらせられた。怒られなかった。
ずっとやらなければならないことに脳の容量が圧迫されていて、何も考えたくない、ひたすら眠りたい、と願うばかりの1ヶ月だった気がする。一時的にメモリが解放されて本来の機能を取り戻した感覚がうれしい。わずか数日後にはまた容量が圧迫されて苦しむのだけど、本当ってこうだったかもなーと思えている。そういう話をしたら今年の目標を「受診」として掲げてくれる友人が本当にありがたかった。
それはそれとして、実家にいると、「いつカムアウトしようかな」というタスクがずっとチラついているので、それもよくないだろう。今年も年明けの「作りたい女と食べたい女」再放送をリビングのテレビで流すくらいしかできないと思う。
両親も歳をとってきて、年に数度数日の帰省ではタイミングが少なすぎる、悠長すぎる、と感じるようになった。夕飯の時に、テレビを見ている時に、起き抜けに、そうやっていろいろなパターンを妄想しては、言った気になってまた帰ってしまう。はやくこのメモリも解放したいな。
買い物でコスメをちらちら見たのが楽しかったので、最近の気に入ったものを書く。ちなみに化粧/スキンケアは気が向いた時、週1〜2程度でしかしない。フェミニン要素が完全に受け入れられない日、そもそもそれ以前の身だしなみの気力がない日、単に面倒な日などが大半だ。でもコスメは好き。ガジェットみたいなカスタマイズ・コレクション精神をくすぐる品揃えだと思う。
・サナ なめらか本舗 リンクルUV乳液
日焼け止めとして便利。なにか化粧した気分が出せる。3本くらい使いきった。
・キャンメイク カラースティックコンシーラー
昼夜逆転しても多少のクマは隠せる。フタを適当に閉めてもスティックなのでカバンが肌色にならない。
・product(ザ・プロダクト) ヘアワックス
髪の毛を乾かしきらないまま力尽きても、寝起き感を少し減らせる。中身はただバームなので、ハンドクリームやリップクリーム代わりになるのが良い。髪に塗って手に塗って適当に唇やひじにも塗る。
化粧というオプション作業ではなるべく疲れないようにしたいので、呉樹直己さんのブログを読んで参考にしている。容器の選び方や考え方はここから学んだものが多い。