さて、何もできない男の話をしよう

kato_saaaan
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2024年1月1日 午後4時10分、石川県能登地方を震源とする地震があった。

定期的に必ず起こるこの自然災害は日本人として生まれ日本で生きる選択をした時点で目を背けることはできない。

当時、男にできることは募金だけしかなかった。30年生きて起こせるアクションが募金だけなのである。男の支援金がどう活用されているかは不透明さが残りどれだけ有効な手段かもわからない。それでもそのアクション以外とることができないのである。

支援金を出す。お金を使う。日本経済を回す。それらが社会におけるの最適解であることは理解できる。しかし、やはりそれだけでは人任せであり中途半端な自己満足にしかなってい無いのではないかという疑念は拭えない。それでもそのアクション以外とることができないのである。

男は何もできない無力感に苛まれていた。